冬季掻痒に効く方剤ー当帰飲子


こんにちは、周です。
今の季節(冬季)に、身体掻痒(痒い)を覚える方が結構います、西洋医学の治療を受けても、あまり効果がない場合は、中医を試して如何でしょう。

中医学では、「痒」は「風」と関係あると認識され、「血虚生風」が多く見られます。唐の時代・《千金方》に記載してあります、「痒症不一、血虚皮膚燥痒者、宜四物湯加防風、、、、、、婦人血虚、或通痒、或頭面痒、如虫行皮中。縁月水来時為風所吹、不然則是産褥中食動風物致之」(痒症の原因は色々ありますが、血虚によるものが多い)。

血虚による掻痒症を治療する代表的な方剤―「当帰飲子」(出典:《外科正宗》)を紹介します。
組成:当帰、川芎、白芍、地黄、防風、白疾藜、荊芥、何首烏、黄耆、甘草
効用:養血袪風
   血虚風躁の癮疹、湿疹、牛皮癬などの皮膚病
   失眠、煩燥不安の者には、珍珠母、竜骨、牡蠣、代赭石(先煎)、夜交藤を加える。

血虚の臨床表現:顔色無華或いは萎黄、唇色淡白、爪甲蒼白、頭暈目眩、心悸失眠、手足発麻(手足のしびれ)、女性の場合は、月経量少、色淡、閉経、舌淡、苔白、脈細・無力
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by jbucm | 2009-01-19 09:30 | 中医学 | Comments(0)

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