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気血津液と臓腑の話(46)


こんにちは、今日は胆の生理機能、肝と胆の関係を紹介致します。 

胆は、肝に連なり肝の下に附き、肝と相互絡属し、表里関係を持っています。

胆の生理機能:
1.胆汁を貯蔵、排泄する:胆汁は肝臓から分泌されます。肝臓で分泌され、胆に貯蔵、濃縮されます。胆管を通して小腸に排泄します。

2.決断を主る:胆は精神意識活動の際、物事を判断し、決断する能力を持っています。精神刺激(例えば極度の驚き、恐ろしいこと)の和らげに作用があり、気血の運行を助け、各臓器の間の協調関係に重要な役割を果たします。

肝と胆の関係: 
肝と胆の生理上の関係は、主に消化機能と精神活動に現れてきます。

1.消化機能:肝は疏泄を主り、胆汁を分泌する。胆は肝に付属し、胆汁を貯蔵、排泄する。共同作業によって胆汁を腸に送り、脾・胃の消化を助けることができます。肝の疏泄機能が正常であれば、胆は胆汁を貯蔵、排泄することができます。胆汁の排泄が塞ぐことなく行われてこそ、肝の機能も正常に発揮されます。

2.精神活動:肝は思慮を主り、精神を調節する。胆は決断を主り、人の勇敢、臆病に関係します。肝・胆両者は互いに協力し合い、人の精神意識、情志活動は正常に行われるわけです。

次回からは、肝と胆の病機病証を紹介致します。


(李)
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by jbucm | 2009-01-29 10:30 | 中医学 | Comments(0)