四大懐薬


こんにちは、周です。今回は「四大懐薬」の話をします。

「四大懐薬」とは、中薬の地黄、山薬、菊花、牛膝のことを指します。主な産地は河南省の温県、武陡、博愛、沁陽で、700年以上の栽培歴史があります。
                        山薬↓f0138875_16523682.jpg

「懐」とは、明の時代に、この地方で設立された「懐慶府」の「懐」のことです。この辺で生産される中薬は、昔からずっと「懐」を薬名の前に付けられて表示します、例えば、懐山(薬)、懐菊(花)、懐牛膝など(2008年6月30日のブログをご参考ください)。それは馳名特産(有名特産)、謂わば「地道薬材」(本場の中薬)を意味します。
「淮」とも書きます。

「四大懐薬」は常用される中薬です。地黄、牛膝の効能については、ここで省略します。生の山薬は、食材としても使われています。新鮮の山薬は味道鮮美(味がさっさりで、美味しい)、且つ性平、健脾養胃、益腎補虚の作用あり、消化不良の患者には、滋養強壮の功効があります。菊花もお茶用としても愛用され、上等な清心明目効果があります。

ところで、何故この四種の効能が違う中薬が、同じ地方で栽培でき、しかも皆有名になったでしょう?それは、土壤性質と最も関係あり(この地方の沙・粘両合の土壤)、且つ土質が肥えて、水位も高くて、井水の灌漑にも、便利だからです。

つまり、この地方は、地黄、山薬、菊花、牛膝の成長に適宜されていることです。
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by jbucm | 2009-02-19 09:30 | 中医学 | Comments(0)

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