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気血津液と臓腑の話(49)


こんにちは、先々週に続いて肝病の弁証を話しましょう。今回は肝陽上亢証と肝風内動証の四つのタイプを紹介したいと思います。ちょっと長いが、纏めたものなので、習った証の復習には役に立てると思います。

肝陽上亢証:肝陽が亢盛して現れる上盛下虚、陰虧陽亢の証候です。多くは肝腎陰虚で、肝陽が相対的に亢進するによるものです。或は長期間の情志のいらいらか酒やタバコの刺激により、気火が内鬱し、陰液を消耗し過ぎ、陰が陽を抑制できず、陽が頭面に亢擾することを指します。

【臨床表現】:めまい、耳鳴り、頭目脹痛、頭重脚軽、面赤口苦、いらいらして怒りやすい、不眠多夢、腰膝のだるさ、舌紅、脈が弦細或は弦で有力です。

【証因分析】:本証の弁証要点は、上に肝の陽気が亢進し、下に腎陰虧が見えることです。肝は剛臓で、体陰用陽(肝の本体は陰であるが、機能は陽)、情志が損なわれると、陰陽が失調となるので肝陽は妄動しやすく、疏泄過多を招いて、血は肝に帰蔵せず、気に従って上昇し、気血が上に並走するので、面赤舌紅、頭目脹痛、めまい耳鳴りがする。陽気が神志を上擾し、神魂が安寧しないので、いらいら怒りやすく、不眠多夢となります。陰虧と陽亢が互いに因果関係となり、肝陽過亢すれば肝腎の陰を消耗します、逆に、腎陰が虧損すれば、肝陽が亢進となります。故に頭重足軽、腰膝のだるさなどの腎陰虧の症状を見ます。

本証は、前回紹介しました肝火上炎証と同じ症状が多いので、区別しなければならない、そのポイントは、本証は本虚標実(上盛下虚)で、肝火上炎証は実証であることです。

肝風内動証:肝風内動は多種の原因によって招致されるもので、眩暈、抽搐、震顫など「動揺」を特徴とする証候です。「風」が揺れるという特徴があり、また、「風」が肝に関連が深いから、これら一連の「動風」の証を「肝風内動」と纏めたわけです。臨床でよく見られるのは肝陽化風、熱極生風、陰虚動風、血虚生風の四種があります。

①肝陽化風証:肝陽が亢進による眩暈、震顫から「卒中」までの動風の証候です。現代医学の高血圧症や脳卒中に当てはまります。

【臨床表現】:めまいして倒れそう、頭の脹痛、耳鳴り、いらいらして怒りやすい、顔が赤い、舌赤、脈弦です。或は、項がこわばり、肢体が痺れ、振るえる、或は言語不自由、うまく歩けない。もし突然卒倒し、人事不省となり、ロや眼がゆがみ、半身不随となり、舌がこわばり、のどに痰嗚があるなどが現れたら、「中風」(脳卒中)となります。

【証因分析】:普段肝陽上亢の症状がよくあり、肝陽亢盛が長く、陰液を損傷しているため、標実本虚、上盛下虚の病理変化を形成します。陽亢陰虧、水不涵木(腎陰虚で肝木を養うことができず)なので、「動風」の病理が潜在されます。従って『臨証指南』には「内風とは身中陽気の変動なり」と書かれてあります。

 陽が上に亢し、陰が下に虧すので、風が内から生まれ、脈絡をつき抜け、頭頂に達します。故に面紅目赤、煩燥易怒、めまい、肢体の麻痺、手足の震顫等動風の象を併発します。上盛下虚に故に、歩幅が不正で、走行が浮付く。風陽が盛んなので、灼液して痰となります。風陽が痰に挟まって上擾し、喉中の痰鳴を見る、これは急の「卒中」となります。風痰が経をつきぬければ、経気不利となり、口や眼のゆがみ、半身不随、言葉のもつれを見ます。

②熱極生風証:熱邪亢盛によりひきつけを起こす動風の証候です。高熱が伴う急性病によくみられます。現代医学の急性脳炎や子供のひきつけなどに当てはまります。

【臨床表現】:高熱煩渇、躁動不寧、手足のひきつけ、頸項の強直、両目が怒った目のように丸くなり、後弓反張、歯牙の強張る、神志昏迷。舌は真赤で、苔は黄、脈は弦数。

【証因分析】:多く外感温熱病に見られ、熱邪亢盛、経絡筋脈を灼熱、心神を熱閉して肝風内動を引起こす。熱盛傷津などで高熱口渇、邪熱が心竅を塞ぐので神昏人事不省となります。火熱が心神を擾乱するので躁動して安寧しない。邪熱熾盛、肝経の筋脈失養の故に抽搐項強、弓なり緊張等動風が現れます。

③血虚生風証:肝血虚で、めまい、肢体麻痺を主症とするのは血虚生風です。具体的な証候は肝血虚証を参照してください。本証の多くは慢性的な出血や他の慢性病を持ち、血虚を招き、内風を生じることです。日本に最近多く見られる「むずむず足症候群」という病は、こちらに似ていますので、肝血虚証を参考にして、治療すると良いでしょう。

④陰虚動風証:肝陰虚内熱で、手足の蠕動、めまい、耳鳴りを主症とするのは陰虚動風です。具体的な証候は内傷の場合は肝陰虚証、外感熱病の後期の場合は営気営血弁証を参照してください。

(李)
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by jbucm | 2009-02-26 10:30 | 中医学 | Comments(0)
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