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気血津液と臓腑の話(52)


  こんにちは。
  
  今日は、腎精・腎気・腎陰・腎陽の関係について話しましょう。

  腎精・腎気・腎陰・腎陽の関係:ご存知のように、五臓にも皆陰陽があり、物質的なものが陰に属し、機能的なものが陽に属します。

  腎の中の精気(腎精と腎気)は、人体生命活動の本で、人体の色々な生理活動にとても重要な役割を果しており、また腎臓の生理機能の物質的基礎でもあります。理論上では、腎の精気を、概括して、腎陰と腎陽に分けられますが、イコール腎陰と腎陽ではありません。

  腎精: 腎陰に属すが、腎陰の中最も重要な部分で、体の生長発育、生殖機能などに関わるものであると理解しても良いです。

  腎気: 腎臓の生理機能を指します。精から気に(転)化するので、腎気は腎精から生まれたものです。腎精と腎気の関係は即ち物質と機能の関係です。腎精と腎気は互いに助け合うため、二者を腎の精気と併せて呼んでいます。

 なお、腎気は腎陽の一部であると考えでも良いです。

 腎陰: 「元陰、真陰」とも呼ばれ、人体の陰液の本で、各臓腑組織に滋養、潤いの作用があります。

 腎陽: 「元陽、真陽」とも呼ばれ、人体の陽気の本で、各臓腑組織に推進、温める作用があります。

  腎陰と腎陽も互いに制約し、依存し、人体各臓腑組織の生理の動的平衡を保っています。

  腎陰と腎陽は、どちらも腎中の精気を物質的な基盤としているので、腎中精気の不足が腎陰虚や腎陽虚として現れているとも言えます。しかし、腎中の精気が虧損(きそん、損なうこと)されていても、陰陽の失調がはっきりしない場合もあり、それを腎精不足或は腎気虚などを呼んでいます。それぞれに特徴的な症状がありますので、腎の病証の紹介の際、説明いたします。

 では、次回続きましょう。

   (李)
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by jbucm | 2009-03-19 09:39 | 中医学 | Comments(0)
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