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中医薬における新型インフルエンザの予防提案


先週末から、新型インフルエンザが日本にもどんどん広がって来て、まだまだ新たな発症者が増えそうです。各地方や医療機関では、いろんな方法で対応しておりますが、ここて、中国・国家中医薬管理局が発表しました、中医薬における新型インフルエンザの予防提案を紹介させて頂きます。

流行性感冒(時行感冒とも言います)の予防と治療について、中医薬の古典の文献に多く掲載されています。人の年齢や体質によって異なる予防方法を次のように纏めます:
一、日常生活での予防
1、 「虚邪賊風、避之有時」――気温変化が激しいため、服の加減をまめにする。
2、「食飲有節」――規則正しい飲食をする(十分な栄養を摂ること)。
3、「起居有常」――規則正しく、リズムのある生活を保つ(疲労や睡眠不足を避ける)。
4、「精神内守、病安従来」、「恐則気下、驚則気乱」――新型インフルエンザに対する恐怖感や驚いたりすると、身体の気機が乱れ、気欝化熱し、毒熱の邪気が生じ、新型インフルエンザを罹り易くなる。

二、飲食による予防
 飲食はさっぱりしたものが宜しい。積熱し易い油っぽい物や、消化しにくい物を控えめに。簡単で美味しい薬膳を食べるとインフルエンザの予防に良い:
1、二白湯:葱白15g、大根 30g、 香菜3g。適量な水を入れ、沸騰したら、温かいうちに飲む。
2、姜棗蘇葉飲:蘇葉3g、生姜3g、棗3個。生姜を千切りに、棗の種を取り除き、蘇葉と一緒に急須に入れ、お湯を入れ、蓋を閉めて、5-10分間浸してから、温かいうちに飲む。
3、桑葉菊花茶:桑葉3g、菊花3g、芦根10g。お湯で浸し、お茶代わりで飲む。
4、薄荷梨の粥:薄荷3g、皮を剥いた梨1個、棗6個(種を取り除き)、適量な水を加えて煎じる。米50gで作ったお粥に、上記の煎じ液を加え、かき混ぜてから食べる。
5、新鮮な魚腥草(どくだみ)30-60g、適当な大きさに切り、ニンニク1/2かけ みじん切り、お酢適量で和え物にして食べる。
6、新鮮な敗醤草30-60g、適当な大きさに切り、ニンニク1/2かけ みじん切り、お酢適量で和え物にして食べる。
7、新鮮な馬歯莧30-60g、適当な大きさに切り、ニンニク1/2かけ みじん切り、お酢適量で和え物にして食べる。
(上記は、全部一人分の量です)
8、あずき、緑豆、適量。煎じて服用する。

三、薬物での予防
① 桑葉10g、白茅根15g、金銀花12g
効用:清熱宣肺
応用:顔色が赤い、鼻や咽が時々乾燥する、暑がり、便秘気味、小便の色が濃い。
服用方法:1日1剤、水で煎じる、朝夕各1回、3-5日続けて飲む。
② 大青葉5g、紫草5g、生甘草5g
効用:清熱解毒
応用:顔色が赤い、鼻や咽が時々乾燥する、暑がり、便秘、小便の色が濃い。
服用方法:1日1剤、水で煎じる、朝夕各1回、3-5日続けて飲む。
③ 蘇葉10g、佩蘭10g、陳皮10g
効用:健脾化湿
応用:顔色が暗くて艶が無い、時々お腹が張る、下痢気味。
服用方法:1日1剤、水で煎じる、朝夕各1回、3-5日続けて飲む。
④ 藿香6g、蘇葉6g、金銀花10g、生山楂10g
効用:清熱消滞
応用:食滞し易い児童。暑がり、口臭(酸腐な臭い)、乾燥で、悪臭する大便。
服用方法:1日1剤、水で煎じる、朝夕各1回、3-5日続けて飲む。

中薬を服用の時の注意事項:
1、老人、児童の場合は、医師の指導に従って、減量する。
2、慢性病、月経期、産後は慎重に服用;妊婦は禁用。
3、長く服用しないこと、一般では、3-5日間。
4、服用期間或は服用後、不適な症状が現れたら、即ち服用を停止し、医師に相談すること。
5、上記の薬物に過敏の歴がある人、或は過敏体質を持つ人は慎重に使用すること。

四、その他
中医と民間療法によると、芳香化濁類の中薬(例:蒼朮、艾葉、藿香など)を香包(におい袋)にして、身に付けると、邪気避けの作用があるという。

(李)
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by jbucm | 2009-05-19 13:46 | 中国の話 | Comments(0)
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