当帰の伝説

こんにちは、周です。今回は当帰お話です。

当帰は気血双補の産婦人科良薬です。セリ科の根で、生・或いは酒炒を用いられます。中国甘粛省岷県という産地で生産されるものは、最も良いとされています。f0138875_11322560.jpg

今回は当帰の故事を紹介します。
ある新婚夫婦の夫は山に生薬を取りに行き、三年位で帰宅すると妻に言いました、ところが行ったきりで、音信不通となり、帰って来ませんでした。妻は夫の帰りを待ち疲れて、憂鬱、悲しくなり、気血虧虚になりました、夫はもう死んだと思われ、その後再婚しました。
何年か経ちました、夫は突然帰って来ました。妻は泣きながら夫に「三年当帰你不帰、片紙只字也不回、如今我已錯嫁人、心如刀割真後悔」と言いました。夫の方も時間通りで家に帰って来ないことを後悔しまして、いつも生薬を取ってあげました。妻はその薬を飲み続けると病気を治りました。
のちに、その薬は補血・活血・調経・止痛作用があり、産婦人科良薬であることを知られていました。「当帰不帰、嬌妻改嫁」という悲劇の教訓にして、「当帰」と名づけられました。

当帰の効能を紹介します。
性味帰経:甘・辛・苦、温 帰心・肝・脾経
効能:補血調経、活血行気・止痛、潤腸通便
応用:血虚証、月経不調、閉経、痛経、虚寒による腹痛、瘀血、痈瘡瘍、血虚腸燥の便秘
[PR]
by jbucm | 2009-06-08 09:30 | 中医学 | Comments(0)

国立北京中医薬大学日本校が運営するブログです


by jbucm