北京中医会 九州支部主催の『中医学のすすめ』レポート

5月30日・31日に、北京中医会九州支部主催の『中医学のすすめ~門外不出!あの還童功を学ぶ2DAYS』というイベントが行われました、とても充実した二日間でしたので、報告いたします。

一日目の5月30日(土曜日) 
午後1時半に受付後、まずは大浴場にて源泉かけ流しの温泉入浴をした。
別府温泉は、日本一の湧出量と源泉数を誇り、ラジウム泉以外はすべて湧出しているという日本一の温泉場である。会場である別府ホテル好楽は、別府の中でも、海に面した北浜地区にある老舗のホテル。泉質は、微黄色の炭酸水素塩泉、簡単にいえば、“つるつるさっぱり”の湯である。

温泉入浴の後は、推拿施術体験と同時に、中医学に関する講義を行った。まずは、推拿施術体験談から。「首が軽くなった。」「体が軽くなった。」「おもわず寝てしまった。とてもリラックスした気分になれた。」「こんな感じは初めて、マッサージとは全然違うんですね。」「思ったより痛くないですね。もっとゴリゴリポキポキされるのかと思った。」などなどの感想をいただいた。

講義はまず、中国医学推拿整体小倉養生所所長小倉一彦先生による『中医学の基礎知識』。
中医学について、“東洋医学と中医学の違い”、“中医学の特徴(整体観念・陰陽五行学説・弁証論治)”、“経絡と経穴”をできるだけわかりやすいように説明された。

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つぎは、サン・楽々健康塾主宰井上和彦先生による『五行色体表から見る健康管理~ツボを生かす健康法』、五行色体表を使って、前半は、五行理論の具体的な日常生活への活かし方、後半は、五腧穴を使っての簡単な健康法を実演でレクチャーした。

夕食は、国際中医師で国際薬膳師でもあり、福岡で薬膳教室、中医学教室を主宰している宇津原知世美先生監修の薬膳料理で、老舗ホテルの和食の料理長とのコラボレーションである。メニューは以下の通り。

食前酒
◇百花蛇養生酒  
〔材料〕百花蛇・枸杞子・山薬・霊芝・杜仲・熟地黄・甘草
◇補腎壮陽酒   
〔材料〕枸杞子・人参・鹿茸・霊芝・不老草・紅花・淫羊草・苦参・当帰・茯苓・黄芪
前菜      
◇茯苓凍鶏  (鶏肉のゼリー寄せ)
◇ゆばの金針菜巻き
◇温野菜のあんかけ
主菜         
◇梅醤魚片(白身魚の梅味噌はさみ蒸し)
◇たいのお刺身中国風
◇当帰入りにらと鶏肉の和え物
汁物
◇黄耆入り酸味スープ
◇そば粉のほうとう
ご飯          
◇五穀雑穀ご飯
デザート       
◇くるみのデザート

二日目(5月31日、日曜日) 
あさ6時にロビー前に集合。歩いて3分、別府湾を望む北浜公園へ。心地よい朝日の中、芝生の上で仙人長寿功を練習した。ホテルに帰って、小豆粥の朝食。
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そして、9時半より、いよいよ本丸の宋先生のセミナーが始まる。
九州での宋先生のセミナーは、北京中医会九州支部が発足してからは今回で6回目となる。今回のテーマは、還童功である。今回のセミナー参加者は、まったくの初心者から、還童功の講義一回受講の入門者、数回受講の中級者、毎回受講の上級者とそれぞれである。でもいつも宋先生は、我々参加者の顔ぶれを見て、その時のレベルに合わせてレクチャーしてくれる。

まずは、入門編。体軸に対して、垂直方向と平行方向の2パターンについて動作、呼吸、意念をわかりやすく説明。それから、しばし実技となる。みな額にうっすら汗が・・・。久しぶり(ではいけないのだが)の還童功に腰が・・・イタイ。その後理論、効果についての説明があった。いつも感心するのだが、宋先生の中医学的な説明は、非常に理論的でわかりやすい(当たり前といえば当たり前だが)。初めての方にもかなり優しい講義となった。我々中医会九州支部の面々には、良い復習の機会となった。

午後からは、応用編と題してあまり公表していないという“奥義”について小倉先生の体験談です:実は私自身、二カ月くらい前から右脇肋に鈍い痛みを感じていた。酒の飲みすぎか、はたまた、春という季節的なものか、日々のストレスからの肝鬱か・・・と、かなり気にはなっていたのだが、これが次の日からピタッと止まった(実技中は結構痛かった)。それまでは、自我推拿で何とかしのいでいたのだが、痛みはかなり軽減するも完全になくなることはなかったし、2~3日するとまた痛みが、ぶり返すというような状態だった。それが、あれからもう1週間近く(今日は6月6日)たつというのに、まったくどうもない。押さえても痛みはおろか違和感さえない。(何か大げさに聞こえるかもしれないが、本当に全く痛みはなくなった。)還童功の奥の深さには本当に脱帽です。

最後は、採気法について。『人盗万物、万物盗人』をキーワードに太陽や月から、植物から、山や海、河から気(エネルギー)をいただく方法である。陽の気と、陰の気、採気の時期と時間帯を詳しく教わった。続いての質疑応答でも積極的な質問が相次いだ。宋先生のセミナーはいつもそうだが、今回も参加者の皆さんの一人一人が何かを自分のものにできたと言えるような、そんな時間が過ごせたと思う。終了後は、それぞれが、宋先生と記念撮影。さすが大人気の宋先生でした。宋先生本当にいつもありがとうございます。

以上、小倉先生から寄せられたメッセージより編集致しました。先生、ありがとうございました。そして、二日間、ご苦労さまでした。  
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by jbucm | 2009-06-10 11:53 | 医学気功・太極拳 | Comments(0)

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