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気血津液と臓腑の話(66)


今回は、臓腑兼証の最後の二証を紹介致します。

⑪肝腎陰虚証:肝腎陰液虧少、虚火内擾による虚熱証候です。多くは長い病が回復できず、或は不節制な性生活で腎の陰精損傷により、肝陰血の虧虚を招くか、情志内傷、肝陽亢進、長期間陰を消耗することにより、肝陰が不足して腎陰にも及ぼし、肝腎陰虚となります。また、温熱病が長引き、肝腎の陰液が奪われて招致されることもあります。

【臨床表現】:めまい、眩み、耳鳴健忘、不眠多夢、口燥咽乾、脇痛、腰膝酸軟、五心煩熱、頬紅盗汗、遺精、月経量少、舌紅少苔、脈細数です。

【証因分析】:本証の弁証要点は、脇痛、腰膝酸軟、耳鳴、遺精(女子の場合は月経量少)に陰虚内熱の症状が伴うことです。

肝腎同源、肝陰と腎陰は互いに滋長し、「盛則同盛、衰則同衰」との言い方があります。病理上では、腎陰不足だと水不涵木、従って肝陰も虧を招き、肝陰不足も腎の及ぼし、腎陰虚を招きます。陰虚だと陽亢するので、肝腎陰虚証は陰液虧少、虚陽偏亢を病変の特長となります。

陰液が虧虚で、頭目に上栄しないので、めまい、耳鳴、健忘となり、虚陽偏亢、虚火内擾なので、不眠、五心煩熱、頬紅盗汗を見ます。肝が滋養を失うので、隠々とする脇痛を見ます。腎陰虧少なので、腰や膝がだるくなります。虚火が精室を擾動するので、夢精を見、女子の場合は、陰が虧して衝任脈とも空虚なので月経量が少ない。舌脈はみんな陰虚内熱の表しです。


⑫肝火犯肺証:肝経の気火が上逆して肺を犯し、肺の清粛機能を失わせて起こる証候で、五行理論に基づき木火刑金とも呼ばれます。多くは情志鬱結或いは邪熱が肝経に蘊結し鬱して化火、肺に上犯して起こるものです。

【臨床表現】:胸脇灼痛、いらいらして怒りやすい、めまい目赤、煩熱口苦、ひとしきりひとしきりの咳嗽、痰は少ないが、黄色く粘々する、酷い場合は咳血。舌紅で苔薄黄、脈は弦数です。

【証因分析】:本証の弁証要点は、胸脇灼痛、いらいらして怒りやすい、目赤口苦、咳嗽がすることです。

肝の性質は昇発、肺は粛降を司る。二者の昇降がつり合えば、気機が調達します。肝気が鬱して化火し、昇発過多で上逆して肺を犯し、肺の粛降機能を失わせて、「木火刑金」の肝火犯肺証になります。

 肝経火鬱なので、脇肋灼痛となります。鬱火内積し、肝の条達柔和の性質を失うので、いらいら怒りやすくなります。肝火が上炎し、肺金を焦灼すれば、肺は清粛を失うので、咳嗽陣作、胸部に灼痛を覚えます。火邪内灼し、咳が肺絡を損傷すれば、咳血を見ます。肝火が炎上するので、煩熱口苦や、めまい目赤などの症状も見ます。舌脈は肝経に実火内盛の表しです。


 2007年10月から、約20ヶ月にわたって、気血津液と臓腑の話しを致しました。全66回でした。長かったですが、これで気血津液と臓腑の生理及び病理(弁証)についてお分りいただければ、嬉しいです。

今回を持って、気血津液と臓腑の話しを終了させて頂きます(実は、中国語の六(liu)は「順」という意味で、「66」はとても良い数字です)。長い間、ご愛読頂き、ありがとうございました。皆さんの健康、仕事と勉強などが全て「順」になりますように心より願っております。

次回からの内容は、お楽しみにして下さい。


(李)
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by jbucm | 2009-07-02 09:56 | 中医学 | Comments(0)
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