中医基礎理論用語ーー「蔵象」③


血海(けっかい): ①衝脈のことです。十二経脉が集まるところとされているからです。②肝臓を指します。肝臓が血液を貯蔵と調節する機能を持つからです。③経穴名です。膝蓋骨内縁の上2.5寸の処にあり、足の太陰脾経に属します。

気海(きかい): ①部位の名称です。膻中は上気海といい、宗気が集まるところです;臍下の「丹田(たんでん)」は下気海といい、男女の精気が集まるところです。②経穴名です。臍下1.5寸の処にあり、任脉に属します。

血府(けっぷ): 血之府ともいい、血脉(心臓と血管)を指します。府とは、所在地の意味です。血液が中に集り、流されるから、故に血府と名付けられました。

精明之府(せいめいのふ): 頭部を指します。五臓六腑の精気(精華)がみんな上昇し、頭面部に集まるから、故に頭部を精明の府と名づけられた。(『素問・脉要精微論』)

元神之府(げんしんのふ): 脳のことです。元とは、首脳の意味があり、元神は即ち、人体の高級的な中枢神経の機能活動を指します。「元神之府」は脳が高級中枢の神経機能活動を管理していることを証明している。

(李)
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by jbucm | 2009-12-03 10:00 | 中医学 | Comments(0)

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