新年のご挨拶をさせて頂きます。
皆様が今年も健康であり、楽しい一年になりますようお祈りいたします。そして、仕事が順調でありますように願っております。
最近話題になったのは、「亜健康状態」というのです。WHOの統計によりますと、世界中健康状態(体と心理両方健康であること)に保っている人は10%、疾病に罹っている人は15%です。というのは、75%の人は「亜健康状態」となっています。
「亜健康状態」とは、病気と健康の間の“半健康状態”のことです。日常的な体の悩みなどを抱えているが、病院での検査では異常な指数がないという状態で、現代医学では、それに対して治療方法がないとうことです。
人が健康から病気になるまでは、次第に進展する過程があります。この過程におかれている人は「亜健康状態」な人です。こういう時は、体を一定的な調理、調整すれば、健康状態へ戻れますが、一方、もし時機に適って調理、調整しないと、病気までに発展するはずです。
しかし、いかに調理、調整するでしょうか。実は、方法が沢山あります。例えば、薬膳、食養、気功、推拿、運動等々。その中、飲食の調整は最も重要なことです。人は、毎日食事しなければならないからです。というのは、日頃いかに科学的、合理的な食事を摂るのが焦点です。当校の
「中医薬膳科」コースは、皆にこの方法を教えています。国民の健康と長寿の為、より多くの方々が食養、食療、薬膳を勉強されるように、心より期待しております。
なお、気功・推拿・運動などにご興味がある方には、当校の
「医学気功整体専科」をお薦めです。実は、自分の健康について関心をするから、みんなの健康へ繋がりがあります。医学気功整体専科では、気功実技を通して、まずは、ご自分の健康の維持・増進が図れています。気功の基本動作の練習で、形や動作を覚え、そこから、他人を健康にしてあげられます。土曜日の動功(身体を動かす気功)から始まる医学気功学の授業は、最近、大変人気な授業になっています。
また、当校の
「中医中薬専攻科」は三年コースで、中国の伝統医学を学ぶだけではなく、中国の歴史や文化を理解する事もできます。講義は、北京本校から直接派遣された長年の臨床経験を持つ教授が行われますので、教科書では得られない知識も多く得る事が出来ます。
日本にいながら、北京本校の本科生と同じく、伝統的な中医学の基礎から、色んな病気の予防や治療する臨床学科まで、本格的、系統的な中医学の授業を受けるのが、当校の特徴の一つです。北京本校の教授の講義を受講できる日本での勉強をする事は、中医学専門家への早道だと言えますでしょう。
それでは、本年も宜しくお願い申し上げます。
(日本校職員一同)