中医基礎理論用語ーー「蔵象」⑬

先天の本(せんてんのもと): 腎のことです。先天とは人体の生命、生殖の起源で、後天に対する言い方です。腎には生殖の精を蔵されているので、腎主先天という言い方があります。

下元(かげん):腎臓を指します。

腎精(じんせい):腎に貯蔵される「精」のことです。本臓の精(生殖に関する「先天の精」)だけではなく、五臓六腑の水穀から化生される、脳や骨髄を含め全ての臓腑と組織を滋養する「後天の精」も含まれます。腎精が十分にあれば、体は元気があふれる。

腎気(じんき):腎精から化生された気であり、腎臓の機能活動(生長発育、生殖機能など)を意味します。「気」とは、エネルギーの意味が含まれます。

腎陰(じんいん): 真陰(しんいん)、元陰(げんいん)、腎水(じんすい)、真水(しんすい)などの呼び方もあり、腎陰は、腎陽に対する言い方です。腎本臓の陰液を指し、腎陽の活動の物質的基盤です。

腎陽(じんよう): 真陽(しんよう)、元陽(げんよう)、腎火(じんか)、命門の火(めいもんのひ)などもう称しています。腎臓の生理活動の原動力で、体の熱エネルギーの源泉です。
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by jbucm | 2010-03-11 11:59 | 中医学 | Comments(0)

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