愚公移山

こんにちは、周です。今回は成語故事―愚公移山(yu gong yi shan)を紹介します。

昔、愚公という90歳近い老人の家の前に山が道をふさいでいて、出入りが不便でした。困った愚公は山を掘り崩そうと、家族を集めて相談しました。
「一緒に力を合わせ、山を平らにしましょう。そうすれば、どこにでもすぐ行けるようになるから」と言って、愚公は、子々孫々たちと、石を割り、土を掘り、箕やもっこで海まで運び始めました。隣の未亡人の幼い息子まで嬉々として参加しました。だが、この土運びは、一往復に半年も掛かり、難しいので、人々に不可能だと笑われましたが、「たとえ自分が死んでも子々孫々続けていけば、山は高くなることはないのだから決してできないことはありません、子孫代々続けてゆけば、必ず平らにできます」と答えて努力を怠らなかったです。山の神はこれを聞いて愚公が成功するのではないかと恐れ、天帝に相談しました。天帝が愚公の誠意を感じて山を取り除かせました。

「愚公移山」とは、いかなる難事業も地道に努力を重ねればついには成し遂げられるという意味です。

毛沢東はこの寓話を題材に文章を書きました。
毛沢東は第2次大戦終局直前―1949年6月、中国共産党第7回全国代表大会の閉会式の辞でこの故事を引用し、人民の力の偉大さを説いています。
「今、3つの大山が中国人民の頭の上を圧しています。1つは帝国主義で、1つは封建主義で、1つは官僚資本主義であります。中国共産党はいち早く決心し、この3つの山を掘り続けてきました。我々は必ずやり遂げなければなりません。我々も上帝を感動させることができます。上帝とは、他の物ではなく、全中国人民であります。全中国人民が一斉に立ち上がり、我々と共に、この3つの山を掘りぬけば、どうして平らにできないことがあろうか」
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by jbucm | 2010-03-29 09:30 | 中国の話 | Comments(0)

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