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名老中医の養生談②

名老中医の養生談②
――養生の重点は養心である

 干祖望先生、男性、1912年9月生まれ。南京中医学院の教授、南京中医学院附属病院主任医師です。干先生の性格は、年齢に不服し、なんでも自ら取り組むことです。また、話しぶりがユーモアたっぷりの人です。

 干先生の座右の銘は「老驥伏栃、志在千里」です。(「驥」は1日に千里を走る駿馬で、「栃」はかいば桶です。意味は、老いてなお壮志あることです)。84歳(インタービューされた時)になっても、毎日通常通りで仕事に通っています。

 干先生の主な養生方法を概括すれば、三文字になります。それは「動」、「茶」、「書」です。「動」とは、よく(旅行や、お祭りなどへ)出掛けることです;「茶」とは、美味しいお茶を吟味し、酒や煙草を敬遠することです;「書」とは、読書・蔵書・教書(教師である)・写書(本を書く)ということで、「四書老人」と称されています。

 干先生の「養生道」を読むと、楽観的前向きであり、洒脱で何の拘束もない、度量がとても広く大きいに感じます。明るい性格、健康な身体、敏捷な思惟、該博な学識を持つこんな彼が、いろんな人に敬慕されています。

干先生の生活習慣は、一般の人とちょっと違います。まず、飲食について、規律がないとおっしゃいました。夜11時に就寝し、朝6時半頃に起床し、いつも昼寝しないというのです。一生の仕事は、患者を診察することと生徒を教えること、それから、本や文章(毎月1万字程度)を書くことです。

84歳の年齢ですが、いつまでも40歳の気持ちです。マンションの16階に住んでいますが、いつも階段で上り下りしています。

干先生の養生訓は次です:
一句真言、心に銘記する:もしろ「真」をし、「偽」をするなかれ。
二養並重、深刻に認識する:①養心、②養身。養身より先に養心する。
三不用想、確かに実行する:①不想病、②不想老、③不想子女(意味は、三つのこと、すなわち、病気・老い・子供の事を考えない)。
四害を断つ、厳格に執行する:①煙草、②酒、③ばくち、④昼寝。
五つの間違った認識をやり直す:①営養補給と養生を同義語にする;②病気になったら、まず「虚」に思う;③医薬に頼りすぎる;④安逸と休息を崇拝する;⑤お祭り騒ぎと思う存分酒を飲む。
六種の養心は養生より大事:①無意義な雑事に巻き込まれない;②流行りに追わない;③小さな利益をむさぼらない;④人と張り合わない;⑤おごり高ぶっていない;⑥本心に逆らう事としてはならない事をしない。
七つの良い事を常にする:①義憤を抱く;②旅行と祭りに出かける;③世間話しや雑談をする;④読書と本や文章を書く;⑤美味しいお茶を吟味する;⑥好きな音楽を聴く;⑦歩く、走る、階段を上る。
八つの文字を心がけ、一生怠らない童心・蟻食・亀欲・猿行(すなわち、子供のこころを保ち、蟻のように少食、亀のように無欲、猿のように敏捷な行動)。

(李)
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by jbucm | 2010-04-15 10:37 | 中医養生 | Comments(0)
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