医聖張仲景と詩人王燦


こんにちは、周です。今回は医聖張仲景と詩人王燦の話です。

王燦は東漢時期の詩人で、彼は才秀出衆(才能が衆に秀出ている)だが、病気で英年早逝(若くて亡くなった)。医聖張仲景は彼の病気を予想(診断)したのである。
今回はその故事を紹介します。

ある日、張仲景は当時20歳位の王燦と出会い、「あなたは病気を患っていて、私が処方した薬(五石散)を飲めば治りますが、そうしないと、20年後に病死となります」と言います。当時の王燦は少年得志、春風得意(若くて志を遂げる、拍子に出世したり、事業が順風満帆であるときの誇らしげな様子)時期なので、聞き耳が全然ありません。数年後、2回目又会った時、張仲景は処方した薬を飲まされてなかったことを確信し、もう一度「薬を飲まないと、覚えて下さい、20年後、あなた病気で亡くなるよ」と警告します。予言された通り、20年後、王燦は一夜間で眉毛が全部脱落し、半年後に病死しました。

ところで王燦が何の病気を患ったでしょうか?
眉毛脱落は気血大損の証候です、古代は「大風病」と呼ばれ、現代医学では「麻風病(ハンセイ病)」と言います。今は稀ですが、古代では多発する病気であり、伝染するのを恐れて、一旦発現されたら、無人島或は荒れ山に連れされ、任其自生自滅(自然に発生し自然に消滅する)。この病気の1つ症状は眉毛脱落です。
中医学は整体を重視します。身体の一部を観察すれば、全体状況をわかりますので、我々も普段の生活中、些細な変化を見逃さなく、自分の身体健康状態を把握するようにしてください。
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by jbucm | 2010-09-06 09:32 | 色々・・・ | Comments(0)

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