国立北京中医薬大学日本校が運営するブログです

by jbucm

二十四節気―「白露」


こんにちは、周です。今回は二十四節気―「白露」の話です。

去る9月8日は「白露」でした。白露は気温が段々低くなり、夜間になると草木に白い露の玉が見えるのを意味します。

f0138875_1031163.jpg

この時期は炎夏(猛暑)がすでに去って、暑気もなくなります。だが、今年の夏は異常です、今になって、ようやく朝晩秋の気配を感じられます。昨日の朝、出勤途中で葉に露の玉が見えました。やはり秋だなぁと~思いました。この時期の特徴・養生法に関する諺があります:「白露秋分夜、一夜冷一夜」、「処暑十八盆、白露勿露身」。白露から気候は段々乾燥(秋燥)となり、津液を損傷し易いので、喉咽乾燥、大便乾結、皮膚乾燥など症状が出ます。日常生活では、温度変化が激しいですので、衣服(着物)の調節に注意し、風邪引かないようにします。黄緑色野菜(例えば:南瓜、人参)を食べるように、必要であれば、宣肺化痰・滋陰益気作用ある中薬(例えば:人参・沙参)を入れる薬膳料理を食べ、或いは単味で服用します。

中国各地で白露に異なる「食」があります。ここで紹介します。

浙江省温州地区、白露の当日に、「十様白」のものを採集します。つまり「白」の文字を付く薬草(中薬)を服用します。例えば白木槿、白露の白に相応して、これらの薬草を飲めば、病が治せると信じています。農村では、五穀(糯米、高梁)を使って、酒も作られています、客さんを招待します。「白露米酒」と名付けられています。

福建省福州地区、白露に竜眼を食べる習慣があります。竜眼は乾燥させ、種を取りますと、補血薬の竜眼肉(桂園肉とも言います)になります。補心脾・益気血作用あり、心脾両虚、惊悸、怔忡、失眠、健忘、気血不足証に用いられます。現地民間では、白露に竜眼1個を食べれば、鶏1羽を食べたと同じ効果(栄養価値が相当します)と言われています。それは大げさに言うかもしれませんが、白露前に実った竜眼肉は確かに美味しくて、常用される補虚薬であることは間違いありません。

f0138875_1032619.jpg

[PR]
by jbucm | 2010-09-13 10:27 | 中国の話 | Comments(0)