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by jbucm

盛東西


こんにちは、周です。今回は中国語―盛東西(物を盛る)の話です。
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ある日、乾隆皇帝は臣の紀曉嵐・彭元瑞を連れて、蘇州へ出かけます。手で竹藍(竹で編んだかご)少女を見かけ、君(乾隆)・臣(紀曉嵐)との会話を紹介します。

乾隆:この小さい竹藍、何に使う?
紀曉嵐:盛東西(物を盛る)に使います
乾隆:どうして「盛東西」と言い、「盛南北」とは言わないの?
紀曉嵐:古人は「五行」の金(肺)・木(肝)・水(腎)・火(心)・土(脾)を、それぞれ「五方位」の東(木)・西(金)・南(火)・北(水)・中(土)に相応し、「天干」の甲乙・庚辛・丙丁・壬癸・戊己に対応します。物は殆ど金・木から作られていますので、「東西」と呼ばれています、「東西」は物(=金・木)の総称であり、代名詞となっています。南方は火に属し、北方は水に属し、以藍盛火則焚、盛水則瀉(竹藍に火を盛ると焚、水を盛ると瀉)、ですから、「盛東西」と言い、「盛南北」とは言いません。この説明は如何でしょうか
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乾隆皇帝は紀曉嵐がキチンとした物の言い方をすると思って、だが、正しいかどうかは確認できず、紀曉嵐の説明は面白いだと感じました。

五行学説は中医学だけに使われているではなく、中国語にも使用されていますね。

因みに、買い物は「買東西」(mai dong xi)と言います。
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by jbucm | 2010-10-25 09:30 | 中国の話 | Comments(0)