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六陳

こんにちは、周です。今回は中薬「六陳」の話です。

中薬「六陳」を呼ばれるのは約1000年前の大昔からだと言われていますが、実際何時から・具体的な時間について各家本草は皆深くまで究明していません。初めて中医学を学ぶ人は、「六陳」歌を暗記しますが、これらの六種類の中薬は、どうして「陳久」(古い)のほうがよい?どの位「陳久」で良い?分らないと思われます。

「六陳」は、南北朝の著名な医家・陶弘景(456~536年)から最初に提起したものです:「橘皮用陳久者良、半夏陳久用之」。その後、唐の時代・蘇敬は≪唐本草≫(=≪新修本草≫)にこう記載してあります:「麻黄、陳皮、呉茱萸、半夏、枳実(枳殻)此応陳久也」。枳実(枳殻)については、清の時代医家・汪昴は、こう言いました:「皮厚而小為枳実、殻薄虚大為枳殻、陳者良、麩炒用」。宋の時代≪局方≫にある有名な方剤・二陳湯(半夏・茯苓各5.0;陳皮4.0;生姜2.0;甘草1.0)は、「陳久」の陳皮、半夏から組成されるので、方名の由来です。

中薬の治療作用の発揮には、主にその中薬の「気味」によって決まります。「六陳」という薬(=上記六種類の中薬)は、元々の「気味」は強烈で、刺激性があるものです、例えば陳皮は揮発性な油を含みますので、胃腸を刺激する作用があり、消化液の分泌を促進します、袪痰もできます。陳皮の薬効はこれだけではありません。≪医林纂要≫にこう記載されています:≪陳皮上則瀉肺邪、降逆気。中則燥脾湿、和中気。下則舒肝木、潤腎命≫、これらの薬効は揮発性な油を含むという解釈できません。最近の研究で証明されました:陳皮を煎じ液にアドレナリン様の成分を存在し、しかもアドレナリンより安定していますので、沸騰させても破壊され難いです。隔年陳皮は揮発性な油の量は減少してきて、フラボン類物が増加してきます。よって、陳皮は「陳」の方が良いとされています。

しかし、保存時間が長ければ長いほど良いではありません。「六陳」は保存時間が長すぎると、「薬気」は段々発散し、薬効に影響を与えます。≪薬鑑≫にこう記載してあります:「陳皮須用隔年陳、麻黄三載始堪行、半夏隔年須炮製、茱萸気烈待揮散」(陳皮は2年、麻黄は3年、半夏は2年・炮製されたもの、呉茱萸は強烈なにおいを発散した後)。「六陳」は古ければ古いほど良いではありません。

注:≪唐本草≫は唐の時代・蘇敬らが659年に編集した中薬学の著作です、全書は五十四巻で、正文・図・図経から構成され、世界で初めて国家から発布した薬典であります。
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by jbucm | 2011-02-13 17:46 | 中医学 | Comments(0)
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