菊普茶

菊普茶は、菊花とプーアル茶(普洱茶)と一緒に入れたお茶です。

プーアル茶は大きく分けて、生茶と熟茶二種類があります。生茶がもともと寒性なので、清熱去火の効用があります。それに対して、熟茶は発酵されたもので、温性になります。一部の人は、この発酵したプーアル茶を飲むと、喉の不快感や便秘などの症状が現れます。この場合は、菊花を少し加えると、清熱の作用が発揮できるばかりでなく、菊の香りで美味しさも増します。

実は、プーアル茶に菊花を入れて飲むことは、新しい発見ではなく、中国の広東省、香港、マカオなどの地区に近代からこの習慣があります。広東省の飲茶楼に結構この飲み方が流行っています。

中医では、菊普茶を薬として扱われます。肝陽上亢の体質に用います。眩暈、耳鳴り、頭痛、心煩、易怒、不眠多夢などの症状の改善に良いというのです。なお、独特な方法で発酵されたプーアル茶が、脂肪分解できる物質が含まれ、高脂血証にとても相応しいです。また、ダイエットの効果も期待できます。菊花は清肝明目の功能があるので、机に向かって読み書きが多い方や、パソコンをよく使う方には、とても適切なお茶の一種です。
f0138875_15174348.jpg

このお茶の入れ方ですが、先にプーアル茶を一度お湯で洗い、直ぐそのお湯を捨てて、熱湯で2~3分間浸してから、菊花を入れます。毎日飲むと良いですが、脾胃虚弱の方は大量に飲用しないことです。

(李)
[PR]
by jbucm | 2011-03-03 10:10 | 中医学 | Comments(0)

国立北京中医薬大学日本校が運営するブログです


by jbucm