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女性生理周期の四段階の食養生法(一)

 正常の場合、女性の生理周期は一ヶ月です。中医では、陰陽の転化と消長関係から、この一つの周期を四段階に分けることができます。違う段階に違う重きを置くと、より養生的です。特に普段疲れやすい、顔色が悪い、妊娠し難いなどの気血虚弱タイプ(陽と陰が虚弱或は陰陽のバランスが悪い)の女性に適切です。

 ここでは、まず女性生理周期の四段階の分け方を紹介したいです。女性生理周期は月経周期のことで、月経期・経後期・排卵期・経前期(黄体期)の四段階が含まれます。

①月経期:重陽から陰に転化する段階です。その結果は、経血が排出されます。

②経後期:陰長陽消の段階です。陰長が主要なもので、陽消が副次なものです。この段階は「陰」のレベルが低い→中→高いほうへ増え、生殖の「精」を滋養し、卵子の発育を促進する役割を果たします。

③排卵期:重陰から陽に転化する段階です。卵子が成熟し、排出されます。

④経前期:陽長陰消の段階です。陽長が主要なもので、陰消が副次なものです。この段階では、基礎体温が段々上昇し、一般的に12~14日維持されます。この「陽」が子宮を温養し、妊娠できる環境を整える役割を果たします。

 この四段階は、陰陽の転換及び消長が絶えず変動しています。陰陽転換の段階(月経期と排卵期)は短い、消長の段階(経後期と経前期)は比較的に長いです。各段階の陰陽転化と消長の特徴を把握すれば、相応な治療や食事を摂ることができます。

 次回から、各段階の養生法及び薬膳処方を少し紹介したいです。調和陰陽法と言い、上記の症状の改善を期待したいので、是非、続けてお読み下さい。

(李)
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by jbucm | 2011-04-21 09:47 | 中医学 | Comments(0)