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大棗を使った薬膳方(一)

大棗(たいそう)は、ナツメのことで、紅棗ともいいます。クロウメモドキ科の落葉木の成熟果実を乾燥したものです。食薬両用できます。中国は、その果実の成熟期の秋に新鮮なナツメを果物として、スーパーや果物屋に並べられています。生の棗は、乾燥した大棗よりビタミンを多く含めます。特にビタミンCの含有量が多いため、「百果の王」という美称を持っています。味が甘くてとても美味しいです。毎年10月頃、北京本校研修に行く際、私は必ず買って食べます。

干したものは、保存し易くなり、料理や生薬として愛用されます。生薬で使う場合は大棗と書きます。

大棗は味甘性温で、脾胃経へ帰経します。補中益気、養血安神と緩和薬性の効用があり、中気不足、血虚証、臓躁証、緩和薬性などに使われます。中気不足、脾胃虚弱により無気力、倦怠感、食少便溏などに効きます。それに、現代医学の研究によりますと、美容や老衰を遅らせ、免疫力を強め、抗腫瘍や抗酸化作用などがあると解明しています。なお、肝臓機能を強める、抗アレルギー作用もあると言われています。心血虚による不眠などにも良く使われます。
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ここで、幾つの大棗を使った薬膳方を紹介しましょう。

一 そのまま食べる
 アレルギー性疾患(鼻炎、喘息、慢性蕁麻疹など)を持っている方は、症状が治るまで、一日棗30~50個食べるのをお薦めします。

二 大棗山薬蓮子粥
材料(二人前):大棗10個、山薬10g、蓮子10g、お米100g
調理方法:上記のものを洗い、一緒にお粥を作る。毎日1~2回食べる。
効能効果:益気健脾。脾胃虚弱により食欲不振、消化不良、倦怠感、無気力、下痢気味。

三 大棗羮
材料:種を取除いた大棗500g、砂糖適量
調理方法:大棗を洗い、砂糖と一緒に水で煮詰める。とろ状になったら容器に入れて保存する、毎日2~3回、1回に大さじ1杯食べる。
効能効果:益気補虚。病気回復期の倦怠感、無気力などに良い。

四 補肝腎の粥
材料(二人前):大棗30個、製首烏10g、桑椹子10g、お米100g、黒砂糖適量
調理方法:先に製首烏を水で30分間煎じる、できた煎じ液に大棗、桑椹子、お米を入れてお粥を作る。出来上がったら、黒砂糖を加える。毎日1~2回食べる。
効能効果:補肝腎、養精血。腰膝酸軟、眩暈、耳鳴り、白髪などに良い。

(李)
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by jbucm | 2011-06-16 10:17 | 中国の薬膳 | Comments(0)
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