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ご存知ですか、食卓にある中薬の効能

現代科学では、中薬に対していろんな研究が進んでいます。

先日、ある学生に、現代研究の薬効能は中医学的にも説明できるのですか?っとの質問を受けました。答えは、勿論できます。実は、現代研究の結果は中薬の元の効能と矛盾するところはありません。違う角度から、細かい成分まで分析され、もっと科学的な根拠を示してくれただけです。

ここで、例を二つ上げたいです。中薬だが、我々の食卓にも良くでてくる食材にもなっている2つのものについての現代研究を紹介しましょう。

1 姜黄(きょうおう)
姜黄は性温、味辛・苦で、肝・脾経に帰経します。活血祛瘀薬で、気滞血瘀による胸脇疼痛や生理痛、風湿痺証などによく使われています。

実は、日本の薬局に販売されているウコンは中薬の姜黄です。ウコンはいろんな種類があり、春に花を咲かせるものを春ウコンと称し、そして秋に花を咲かせるものは秋ウコンと言います。秋ウコンは苦味があまりないので、カレー粉やたくあんなどの着色料の原料などとして使われています。

現代研究では、ウコンにはクルクミンをはじめ、アズレン、カンファーなど多くの有効成分が含まれていると解明しています。これらの成分は抗炎症作用があって、関節疼痛を緩和できます。なお、2006年にJournal of Alzheimer's Diseaseという雑誌にUCLA氏の研究論文に、クルクミンがアルツハイマー病患者脳内にある病変を無くす作用があると発表されました。その他、肝臓病、心臓病、癌などの予防にも役に立っていると解明されています。

2 肉桂(にっけい)
肉桂は性熱、味辛・甘で、腎・脾・心・肝経に帰経します。補火助陽、散寒止痛、温通経脈の功能があって、温裏薬として、腎陽不足の腰痛や脘腹部の冷痛、寒湿痺痛などによく使われています。

実は、西洋料理によく使われる調味料のシナモンは、この肉桂の粉です。最近、ドイツのTerry Graedon医師とご主人が、2型糖尿病についての研究をされました。その結果は、毎日肉桂を食用すれば、血糖値が約10%下がると明らかになりました。なお、2型糖尿病の患者に、飲むジュースの中に肉桂を入れると、心臓病併発のリスクが低くなるとも発表されています。もう一つの研究では、毎日肉桂を食用すると、コレステロールを13%下げる、中性脂肪を23%下げることができると表明しました。

 我々毎日食べているものは、何らかの形で我々の健康を保ってくれています。食卓に出てきたものに感謝の気持ちを込めて、頂きましょう。

(李)
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by jbucm | 2011-10-06 11:38 | 中医学 | Comments(0)
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