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by jbucm

泡脚(足湯) その①

こんにちは、周です。今回は泡脚(足湯)の話です。

「熱水泡脚、加点中薬」(お湯に足を浸け、少し生薬を加える)は中国伝統医学中での優秀な理療保健方法の一つであります。身(幹)は樹の如く、足は根の如く、中医学は身体の健康が両足と深く関連していると認識しています。中国では、両足の保養を非常に重要視されています。

医学典籍に、こう記載があります:「人之有脚、犹似樹之有根、樹枯根先竭、人老脚先衰」。足に対してそのような認識がありますから、数千年前から足療(足の治療)を始め、疾病の予防や治療に応用されています。

中国では、「中薬洗脚、勝吃補薬」という諺があります。毎日15分位泡脚すれば、保健作用が発揮できます。お湯に両足を浸けると、気血運行の促進、温煦臓腑、通経活絡の効果が得られ、五臓六腑の機能を調節することができ、全身の血液循環を促進し、毛細血管の通暢(血液の流れ)を改善し、身体の新陳代謝を増強します。これらの効果が健康に大変に役に立てます。民間に諺があります:「春天洗足、昇陽固脱。夏天洗足、袪湿除暑。秋天洗足、潤肺濡腸。冬天洗足、丹田温灼」、つまり、冬季だけではなく、四季を通して「泡脚」しても良いです。

良い点を具体的に紹介します。
①血液循環の促進
②汗腺及び皮下脂肪線の排泄機能の増強
③内臓(五臓六腑)機能の増強
④免疫力のアップ
⑤新陳代謝の促進
⑥血圧の調整
⑦血液の粘り度を下げる
⑧疲労回復
⑨睡眠の改善
⑩活血通絡
⑪祛寒除湿
⑫筋肉痙攣を和らげ
⑬情志(緊張や不安・鬱)の調整

次回は引き続き適応症、常用される方法を紹介します。
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by jbucm | 2011-10-22 15:19 | 中医学 | Comments(0)