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『黄帝内経』筆記 陰陽五行(十四)

素問・陰陽応象大論篇 第五⑬

【原文】故天有精,地有形①;天有八紀,地有五里②,故能為萬物之父母。
清陽上天,濁陰帰地,是故天地之動靜,神明為之綱紀③,故能以生長收藏,終而復始。 
故聖人上配天以養頭,下象地以養足,中傍人事以養五藏④。

【注釈】①天有精,地有形:精は五行の精気のことである。古人は、日が陽精の根本、月が陽精の根本で、金・木・水・火・土の五大惑星は、五行精気の根本であることを認識していたから、「天有精」という。形とは万物の形体である。天にある五行の精気は地面降りたら、万物の形になるという説があるから、「地有形」という。王氷の注釈では、「陽は天、精気を下し、化生を実施する;陰は地、和気を配置し、形を成す。」となっている。

②天有八紀,地有五里:八紀とは、八の時節のこと、つまり、春分・秋分・夏至・冬至・立春・立夏・立秋・立冬を指す。五里とは、東・西・南・北・中央の五方位を指す。馬蒔の注釈では、「天には八節の紀があり、地には五行の理がある。故に、天は精、地は形で、形と気は相互に誘導し、万物を化生する。故に、万物の父母となる。」と書いている。

③清陽上天,濁陰帰地,是故天地之動靜,神明為之綱紀:馬蒔の注釈では、「その清陽は天まで昇り、その濁気は地に属する。陰陽の昇降は、即ち天地の動静である……以為之綱紀というのは、首篇にある “(陰陽は)神明の府”の説である。」

④上配天以養頭,下象地以養足,中傍人事以養五藏:「配」、「象」、「傍」は、皆比喩、たとえの意味である。『素問呉注・巻二』の注釈は、「上半身を天の法にたとえ、清であれば、耳が聡で目が明である。下半身を地の法にたとえ、静であれば、労作し過ぎないで、四肢に病気が来ない。中間は人の五臓の調和によって、五臓を養う。」である。「上下中の法」は、つまり「天地人」の調和のことである。


(李)
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by jbucm | 2012-07-05 10:50 | 中医学 | Comments(0)
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