『黄帝内経』筆記 陰陽五行(二十)

素問・金匱真言論篇第四①

「金匱」とは、二つの意味があります。その一は金庫の意味で、とても貴重であることを示しています。その二は帝王の家に内蔵する貴重な本のことです。「真言」とは、見道の論で真理である意味をしています。

古代の医家は、本篇が所論する内容はとても珍しくて貴重であり、至真の言論であり、「金匱」に蔵するべきものだと認識していました。本篇の主な内容は以下の三つの方面です:

①四時気候変化と人体五臓の関係及び致病の規律。

②人体の臓腑、体表部位など組織の陰陽の分け方及びそれらと天の陰陽の対立統一運動との相応関係。

③人体の五臓が五行及び天地の五方・五色・五穀・五味・五星・五音・五畜・五臭などとの受け取る関係を説明した。

本篇を勉強することで以下の三つの方面を理解できれば、宜しいです。

①自然界と人体の陰陽の気の消長運動規律及び原理;

②人体の臓腑組織の陰陽属性を、人体の生命活動が対立統一して運動するという観点;

③「五臓と四時の相応、それぞれを受け取る」という理論、『陰陽応象大論』の関連する内容に合わせた、「四時五臓陰陽」の理論論旨及び、それが『内経』の理論体系中の位置付け。


(李)
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by jbucm | 2012-08-30 10:20 | 中医学 | Comments(0)

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