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『黄帝内経』筆記 蔵象学説(二) 

素問・六節蔵象論篇第九②

【原文】黄帝問曰:余聞天以六六之節①、以成一歳。人以九九制會①、計人亦有三百六十五節、以爲天地、久矣。不知其所謂也?岐伯對曰:昭乎哉問也!請遂言之。夫六六之節、九九制會者、所以正天之度、気之数也。天度者、所以制日月之行也。気数者、所以紀化生之用也②。

天爲陽、地爲陰;日爲陽、月爲陰。行有分紀、周有道理。日行一度、月行十三度而有奇焉。故大小月三百六十五日而成歳、積気余而盈閏矣。立端於始、表正於中、推余於終、而天度畢矣。

帝曰:余已聞天度矣、願聞気数何以合之?岐伯曰:天以六六爲節、地以九九制會;天有十日、日六竟而周甲;甲六復而終歳、三百六十日法也。夫自古通天者、生之本、本於陰陽。其気九州九竅、皆通乎天気。故其生五、其気三③。三而成天、三而成地、三而成人、三而三之、合則爲九。九分爲九野、九野爲九藏、故形藏四、神藏五、合爲九藏、以應之也。

帝曰:余已聞六六九九之會也、夫子言積気盈閏、願聞何謂気?請夫子發蒙解惑焉。岐伯曰:此上帝所秘、先師伝之也。帝曰:請遂聞之。岐伯曰:五日謂之候、三候謂之気、六気謂之時、四時謂之歳、而各從其主治焉。五運相襲、而皆治之、終期之日、周而復始、時立気布、如環無端、候亦同法。故曰:不知年之所加、気之盛衰、虚実之所起、不可以爲工矣⑤。

【注釈】①天以六六之節、人以九九制會:「六六」とは六つの甲子で、三百六十日で、一年となり、周天の度数に合っています。「人」は「地」の誤りで、「地以九九制會」と成ります。「九九」とは、地に九野があり、人体も九蔵「5種の神蔵(肝・心・脾・肺・腎)と4種の形臓(胃・大腸・小腸・膀胱)」と九竅「頭部の七竅(陽竅)と下部の二竅(陰竅)」があります。「制會」とは、通じることで、いわゆる人の九蔵・九竅は天地の陰陽と相通しているという意味です。

②天度者、所以制日月之行也。気数者、所以紀化生之用也:『素問直解・巻二』の注釈は、「天度とは、周天の三百六十度のこと;気数とは、二十四節気の常数(旧暦で四季の気候の変化を換算区分した単位)のことである」となっています。ここの「制」は校正(正す)、「紀」は記録の意味です。

この二句の意味は次です:周天の三百六十度を使い日月の運行を校正し、節気を使い万物(人類を含む)の化生状況を標識する。

③其生五、其気三:「五」は五行で、「其生五」は天の陰陽が地の五行を化生するという意味です。「其気三」は天の気・地の気・人の気を指します。

④三而成天、三而成地、三而成人:天・地・人の気はみんな三陰と三陽がある。天の気は、風・寒・暑・湿・燥・火である;地の気は木・君火・相火・土・金・水である;人の気は、臓腑三陰と三陽の気である。

⑤不知年之所加、気之盛衰、虚実之所起、不可以爲工矣:「工」とは職人の意味です。各年に運勢、各節気に盛衰・虚実に由来がある。これらを知らないと、(天文・気象・医学の)職人となれない。

【説明】本節は六六之節と九九制會を論じました。日月運行の計算、閏(月・年)の設置、四時陰陽変化の規律などについて正確に論証しました;天文学の角度から見ても、これらの記載はとても精密かつ正確だと言えます。なお、天の十干は地の五行を化生し、五行は三陰と三陽の六気を化生し、六気は天・地・人を組成することと、天地日月の運行と人体の関係を論じました。

(李)
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by jbucm | 2012-11-01 10:30 | 中医学 | Comments(0)
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