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云(雲)南白薬の由来

こんにちは、周です。今回は云(雲)南白薬の話です。

云南白薬は中成薬の1つで、各種の内・外傷、出血の治療に良好な効果があります、1902年に曲煥章に創製したものです。売り出された百年以来、云南白薬は独特な・不思議な効能を持つということから、「中華瑰宝、傷科聖薬」と称賛されています。
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云南省の地方史料によりますと、曲煥章は、字を星階と称し、1880年生まれ、云南省江川趙官人です。若い彼(22歳)は、どうやって云南白薬の前身―百宝丹を開発したでしょうか?民間の伝説を紹介します。

彼は7歳で両親を亡くし孤児となり、生活費を稼ぐ為働きました。16歳時、重い病気に罹り、突然街頭で倒れました。幸い、老中医が偶然その場を通ったので、彼を救助しました。その後、救命した老中医に師事し、滇南地区で患者を診察・治療しました。21歳時、師匠の老中医を離れ独立しました。滇南地区は猛獣に噛まれる被害が多い地区ですので、曲煥章は「止血活絡・接骨生肌」という研究を始めました。ある百歳老人の指導したで、刀槍の傷を治す特効薬(草薬)を見つけました。その草薬は白花を咲かせ、断崖絶壁に生長(生え)していますから、白薬と名付けられました。

ある日、曲煥章は草薬を採る為に山に行きました。猛獣(虎)に遭遇し、匕首(あいくち)で虎を刺しました。負傷して逃げた虎の傷の状況を調べる為に、虎の巣まで、3日間をかけて追跡しました。不思議な光景を見ましたー虎は元気で、野生の植物を食べていて、傷口も治っていました。まさに、虎が食べた野生の植物は、彼が懸命に探し求める「刀槍薬」でありました。その後、10年間の歳月を経て研究し続け、動物実験(実験用の家畜を飼養した)も重ね、1908年(30歳)に、正式に「曲煥章白薬」を配制(配合)することができました。
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by jbucm | 2012-11-12 09:30 | 中医学 | Comments(0)