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『黄帝内経』筆記 蔵象学説(二十二)

霊枢・海論第三十三①

篇名について

「海」とは、川が寄せ集めるところ、又は生物が生存の頼りになる水の源です。本篇は、自然界にある東西南北という四海を喩えにして、胃・衝脈・膻中・脳がいかに生命活動に重要であることを説明しました。この四つのものを人体の四海として、並びにそれぞれの生理、病理、症状及び治療原則まで論述したので、『海論』という篇名を名付けたわけです。『霊枢注証 発微・巻四』にこう書かれています:「内論人有四海、故名篇」。

本篇は、主に三つの内容を述べています:①人体の四海は地の四海と呼応し、それぞれは生命活動の中に重要な地位を占めていることを説明する。②四海の腧穴の部位及び名称を紹介する。③四海の逆順や有余と不足の病変及び治療原則を説明する。

私は、『黄帝内経』を勉強し始めてからもう一年余りになっていますが、なかなかまとまった時間がないので、マイペースで少しずつ進んでいます。今回は初めて針灸の内容を触れるので、とても楽しみにしています。この『霊枢・海論』は蔵象学説に分類されているので、まだ基礎理論の内容が多いようですね。

では、次回から『霊枢・海論』を詳しく勉強しましょう。

(李)
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by jbucm | 2013-04-18 10:17 | 中医学 | Comments(0)