夏季講習会(その1)

こんにちは、先週の土日(8月3日・4日)夏季講習会(その1)を行われました、今回はその内容を紹介します。

3つの講義がありました。中医薬膳専科の調理実習は、調理室で、気功美容養生特別講座は別館教室で、五行学説の臨床応用は2階教室で行われました。

「夏・長夏の薬膳料理・薬膳に使える中薬」のテーマに沿って、中医食養学会の鳳寛子先生・村岡奈弥先生、田中康子先生の丁寧にご指導して下さいました。

午前(10~12時)は鳳寛子先生より、「夏・長夏の薬膳」を講義して頂きました。
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午後は、よく雑誌やテレビ番組で目にかかります、村岡奈弥先生が、夏・梅雨の薬膳料理方法を解説しながら、演じて下さいました。今回のメニューは、①緑豆カレー②苦瓜とセロリのサラダ③ラッシー でした。最後に、田中康子先生から、「夏の薬茶」-緑茶・緑豆茶・荷葉茶・南蛮茶(トウモロコシのヒゲ茶)・冬瓜皮茶・祛暑茶・五味子茶の作り方や効用の講義を聞きながら、苦丁茶を試飲しました。
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少し疲れたかな~と思いますが、5時間で、豊富な内容で、しかも普段の講義で、できない内容でした。帰りの時、皆さんが連日の暑さは、何処かに飛んだ顔でした。

いつもご協力下さいました、日本中医食養学会の先生方やスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。本当に有難うございました。

金先生(「五行学説の臨床応用」)は、症例(21例)を取り上げて、2方面を説明しました。
その1、五行関係に基づいて病位を推測する
その2、五行関係に基づいて治法を決定する
但し、五行学説には、不足な処もありますので、定説に拘泥しなくてよいと指摘されました。
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五行関係に基づいて病位を推測する
五臓主五声の応用(案1、2、3)
五臓主「五病」の応用(案4、5、6)
五臓主五液の応用(案7、8)
五臓応五辰の応用(案8、9)
五臓主五志の応用(案10)
五臓主五官の応用(案11、12、13)
五臓主五体の応用(案14、15、16、17)

五行関係に基づいて治法を決定する
培土生金(案18、19)
佐金平木(案20、5)
滋水涵木(案21)

五行学説の不足な処は、以下の3つがあります。
①診断に用いる際、大ざっぱに病変する臓腑(病位)を提示するのは可能で、寒熱虚実等の病性診断は確定できませんので、必ず陰陽学説・精気学説を結合して、正確に弁証論治しなければなりません。
②治法を選択する際、主に臓腑を治療しますが、寒熱虚実(病性)を考慮していません。
③診断・治療する際、必然性はなく、総合的に病情を分析し、柔軟に考えしなければなりません。

宋先生の夏季特別講座は、凄い人気があります。私は宋先生の気功養生特別講座を聴講しました。健脳功の頭部点穴按摩功を紹介します。
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健脳功は、頭部の経絡を調整し、脳部の気血運行を促進することができ、健康維持や美容の効果を果せます。なお、頭痛、眩暈、感冒、高血圧などの予防も期待できます。
 頭部点穴按摩功
①乾梳頭―自分の手指(親指を除いて、櫛として)で梳かす。
②点風池―風池(穴)を親指で圧する。
③摩大椎―大椎(うなじ)を手掌でマッサージする。
④拍百會―百會(穴)を手(握り拳或は五本の指を立てて)で叩く。
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by jbucm | 2013-08-05 09:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

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