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王清任

こんにちは、周です。今回は医家・王清任の紹介です。

王清任(1768~1831年)は、河北省玉田県人で、字を勲臣と称し、清の嘉慶~道光年代の著名な医家です。彼が著した≪医林改錯≫は、数百年来、中医界に争議される著作であります。≪医林改錯≫は、主に2つ方面を論述しています。1つ目は「改錯」で、2つ目は人体気血に対しての特殊な認識であります。王清任は、人体の臓腑位置・大きさ・重さを解明する為、実に40年余りの歳月をかけました。
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彼は、瘟疫で死んだ小兒死体300例以上を解剖・観察し、臓腑図絵を描きました。彼は、その以前に書かれた医書の説明は不正確(誤りがある)だと認識し、「改錯」(改正)する必要があると主張しました。≪医林改錯≫という書名にしました。また、気血に対する認識を表明しました。彼は、気血は皆人体生命の源でありながら、致病因子でもあると認識します。外感内傷と関係なく、人体を損傷するのは、臓腑ではなく、気血であると提唱しました。更に、気血について論述しました。気は虚実があり、虚は正虚で、実は邪実である。血は虧(虚)瘀があり、虧は失血で、瘀は阻滞である。瘀血は、正気虚によるもの(気虚で推動力が低下する)で、血瘀は虚中挟実に属します。「補気活血」と「逐瘀活血」という両法則を提唱し、謂わば彼の有名な「瘀血説」です。「瘀血説」の基に、膈下逐瘀湯・血府逐瘀湯 など優秀な方剤を作り上げました。この両法則は、臨床面では、各科に応用されており、今日に至るまで大きな影響を与えています。

後世は、王清任に対する評価は褒貶不一(好評もあれば、悪評もある)ですが、彼は臓腑の実際に注目した医家であり、古人の旧説や先入観にとらわれない創造性に富んだ・中医学史上の一大革新家であったということができるでしょう。

膈下逐瘀湯、血府逐瘀湯を紹介します。
効能:活血祛瘀、行気止痛
膈下逐瘀湯組成:五霊脂・当帰・桃仁・紅花・赤芍・川芎・牡丹皮・烏薬・甘草・香附子・枳殻・延胡索
血府逐瘀湯組成:生地黄・桃仁・当帰・紅花・川芎・赤芍・牛膝・柴胡・枳殼・桔梗・甘草
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by jbucm | 2013-10-28 09:30 | 中医学 | Comments(0)
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