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『黄帝内経』筆記 蔵象学説(五十九)

霊枢・決気第三十③

(前回の続き)

【説明】本節は、精・気・津・液・血・脈という六気の概念、生成及びその性質と功能を説明した。

六気は、皆水穀精微から化生される。精は先天から受け継いだものですが、後天の補充と滋養が欠かせない;宗気は、上焦で開発されるものですが、形成するのに五穀の精気に頼る;津と液は、陰陽清濁の区別があるが、やはり「穀入気満」が生成の条件です;血は「受気」して「取汁」し心神により赤色の津液に化生されたものです;脈の「壅遏営気」の力は、脾胃の気に依頼している。故に、六気は異なる名称があるが、皆一つの気に化生されたものであり、故に「一気」と謂う。これも『内経』に「脾胃が本」という理論特徴の反映です。

なお、六気は同源であり、相互依存し相互転化しています。例えば、精と気について『陰陽応象大論』には「気帰精」、「精化爲気」;気爲血帥、血爲気母、気は生血するが、血の運行を推動する役もしている;血は載気し、気の流失を防げる働きがある。津と液は、陰陽清濁に区別されているが、本当は分けることができない、故に臨床では常に「津液」と称します。病理上の「津虧」のものは、「液燥」も存在する。


(李)
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by jbucm | 2014-04-17 10:33 | 中医学 | Comments(0)