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『黄帝内経』筆記 蔵象学説(七十五) 

霊枢・五癃津液別第三十六⑤

【原文】五穀之精液、和合而爲膏者、内滲入于骨空、補益脳髓、而下流于陰股①。陰陽不和、則使液溢而下流于陰、髓液皆減而下。下過度則虚、虚故腰背痛而脛痠②。

陰陽気道不通、四海閉塞、三焦不瀉、津液不化、水穀并于腸胃之中、別于廻腸、留于下焦、不得滲膀胱、則下焦脹、水溢則爲水脹③。此津液五別之逆順也④。

【注釈】①五穀之精液、和合而爲膏者、内滲入于骨空、補益脳髓、而下流于陰股:五穀の精液が組み合わせたら、脂肪などの営養物質になる。内には骨に滲入し脳髓を補益する、下には生殖器官と下肢まで流れる。「陰股」二字についての解釈は幾つがあるが、『太素・巻二十九・津液』の解釈に従います。

②陰陽不和、則使液溢而下流于陰、髓液皆減而下。下過度則虚、虚故腰背痛而脛痠:もし陰陽の調和できなくなると、液が陰竅に溢れ、髓液が減少する。減り過ぎと虚になり、故に腰と背中が痛む、脛が痠痛する。

③陰陽気道不通、四海閉塞、三焦不瀉、津液不化、水穀并于腸胃之中、別于廻腸、留于下焦、不得滲膀胱、則下焦脹、水溢則爲水脹:もし陰陽の気道が不通であれば、四海が閉塞し、三焦の通瀉ができなくなり、津液の化生ができず、入ってきた水穀が腸胃の中に溜まり、最後大腸に入り、下焦に溜まり込み、膀胱へ滲出できなくて、下焦が張り;水液が外へ溢れる場合は水脹となる。

ここは、三焦が不瀉で津液の化生ができず、水腫が発生することを説明しています。『類経・疾病類・五十八』は次のように注釈しています:これは津液が水脹になることだ。三焦が決瀆の官、膀胱が津液の府である。気化しないと水が動かなくなる。故に三焦が不瀉すると、津液が膀胱へ行かなくなり、水腫が発生する。故にこれを治すには、「気化」を主とする。自然界の水害を観察してみれば、太陽の射しがないと、溜まったぬかるみが乾くことができない。この意味が知っていれば、陰陽気化の道理が知るはずです。

④此津液五別之逆順也:以上は津液が五つに分別された後の正常と異常な情況です。纏めのことばです。『類経・疾病類・五十八』は次のように説明しています:陰陽が調和していれば、五液が体内に充満する;陰陽が不和であれば、五液が外へ流出する。これがその逆順と謂う。

【説明】本節は、主に髄液の生成及び陰陽不和で津液の輸布失調になり、「癃」病が現れることを論述した。


(李)
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by jbucm | 2014-08-21 10:00 | 中医学 | Comments(0)
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