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メタボリックシンドローム(MS)の中医治療法

こんにちは、周です。生徒さんのご要望に応じ、今回はメタボリックシンドローム(MS)の中医治療法を抜粋して紹介します。

MSは多系統に影響を及ぼす疾病であります、中医理論に基づき、患者の臨床表見・検査の値(血圧・血糖・脂肪)に基準して分型論治します。降圧・降糖・減肥(体重を減軽する、ダイエット)・インスリンの抵抗作用を減軽させ、中薬の多靶点(多方面的な)作用という有利点を発揮します。MSは痰湿と密接な関係してあります、臨床上では、健脾袪痰法を用いて、痰濁を排除させる(大小便を排泄させる、車前子・沢瀉・草決明・姜黄を使用する)という方法も同時に使います。早・中・後期の3期に分けられ、各期にそれぞれ散鬱・標本兼治・補虚活血化瘀法を用いて治療します。療程は8~12週とし、効果の判断基準は未だありませんが、糖尿病の判断基準にします。中医学は、「整体観」「治未病」を重要視します。

中医学分型(8型)
1、肝鬱気滞型
2、痰濁壅盛型 中国人多見
3、脾虚湿盛型
4、気陰両虚型
5、脾腎両虚型(陽虚)5以降は後期である
6、陰虚燥熱型
7、陰陽両虚型
8、痰瘀互結型
各型の臨床表見・兼症・病因病機・治療法・方剤を紹介されました。

MS治療に使われる日本漢方顆粒(エキス剤)8処方、糖尿病8処方の使用目標を紹介されました。
MS
1、防風通聖散 便秘、無汗、体力有、熱感有
2、防已黄蓍湯 尿少、体力無か低下、多汗、関節痛か変形 老年女性多用
3、六君子湯 肥満、高血脂、疲乏、便溏
4、当帰芍薬散 肥満、浮腫(尿少)、白帯多、月経不順、舌暗・胖、苔膩
5、大柴胡湯 高血脂、肝胆系疾患(胸脇脹滿)、便秘、熱感有(口苦、煩躁)、蕁麻疹、肩凝り、神経症(神経質)
6、茵蔯蒿湯 体力有、便秘、皮膚瘙痒症(脂漏性皮膚炎)、熱感有、帯下黄
7、清暑益気湯(李 東垣) 肥満、体力無か低下、口渇口乾、軟便、夏季(夏季以外も使用可)
8、牛車腎気丸 肥満、畏寒、体力無か低下、頻尿(夜尿)尿少、前列腺肥大(男性)

糖尿病
1、当帰芍薬散 糖尿病足(壊死)
2、桂枝茯苓丸 舌暗、月経困難
3、桃核承気湯 舌暗、便秘、月経困難、口渇口乾、煩躁
4、桂枝加朮附湯 畏寒、肢冷(神経血管病変)
5、疎経活血湯 神経痛(寒がりの者は使用不可)
6、八味地黄丸 畏寒、腰膝痠軟(腎陽虚・陰陽両虚)
7、牛車腎気丸 肢冷、畏寒、頻尿(夜尿)尿少、浮腫
8、白虎加人参湯 口渇、疲れ、熱感有(気陰両虚+熱証)
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by jbucm | 2014-09-08 09:44 | 中医学 | Comments(0)
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