『黄帝内経』筆記 蔵象学説(七十七)

霊枢・邪客第七十一①  

篇名と内容について  

「邪客」は、人体に侵入した邪気を指します。本篇の初めは邪気が人体に入ったあと不眠を引き起こすことで、宗気・営気・衛気の循行と作用を説明しました。なお、疾病の治療は「補其不足、瀉其有余、調其虚実、以通其道、而去其邪」という原則に沿って、「陰陽得和」にさせることの道理を闡明しました。

『霊枢註証発微・巻八』にこう記載しています:「客」者、「感」である。最初の節は「邪」の所感を論述したから、故に『邪客』という篇名を命名した。末節の八虚の意味は同じである。

『霊枢集注・巻八』にも次のように記載しています:本章は邪客を仮定して、衛気・宗気の循行を明瞭した。故に篇名を『邪客』にした。

本篇の内容は次の通りです:
1、宗気・営気・衛気の循行と作用、及び不眠証の病機と治法;
2、人体と自然界との相応する現象;
3、「持針縦舎」の意義及び操作方法;
4、「陰虚故目不鄍」の意義及び「半夏湯」が失眠証を治療する機理;
5、手の太陰、手の厥陰経脈の屈折出入の循行概況及び手の少陰心経に輸がない理由;
6、「八虚」が分候五臓の病変。

(李)
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by jbucm | 2014-09-11 10:41 | 中医学 | Comments(0)

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