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『黄帝内経』筆記 蔵象学説(九十一)

霊枢・本蔵第四十七①

篇名について

「本」とは本源、根本の意味であり、『本神』篇の「本」と同じく、動詞として「本を推測し、源を探る」ということを示している。本篇は主に体表組織の情況によって内臓の強さ、厚さ、位置及びその多発病などを推測することを論じ、それによって人の体質と疾病との関係に関する理論を説明しているので、『本蔵』と名づけた。『霊枢注証発微・巻六』は、「蔵府の吉凶善悪を内推する」といった。

本篇の主な内容:
1.人体の経脈・血液・衛気・志意(精・神)の生理機能及び正常状態の一般表現を論述した。これらは先天的で、人の愚・智・賢・徳などと関係ない。

2.五臓・六腑の機能特徴、そして経脈・血・気・精・神が人体の生理と病理への影響を紹介した。特に「志意」(内外の環境に適応して人の精神・意識活動を制御・活応する働きの1つ)が生命活動への重要な役割と、「寒温」が生理と病理への影響を説明した。 
 
2.五臓の「高下脆堅」(大きさ、位置の高さ、端正と偏り、強さなど)が人の体質を決めることを説明した。故に、なりやすい病気となりにくい病気の区別があり、病状もそれぞれ異なる。

3.五臓の「強さ」と「大きさ」などの内在的状況は、外在の五色、腠理と骨格などの変化によって推測できる、なお、その具体的な方法を説明した。つまり、臓と腑が相表裏し、臓腑と形体が相呼応であることで、「外応」をみることでその「内蔵」を知る、なお、その「病」を知ることもできる。

4.五臓六腑が外在の皮肉筋骨など組織器官との生理病理関係を説明した。

(李)
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by jbucm | 2015-01-29 10:36 | 中医学 | Comments(0)
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