国立北京中医薬大学日本校が運営するブログです

by jbucm

『黄帝内経』筆記 病因病機学説(三十)

素問・至真要大論篇第七十四(選び出す)①

篇名について

「至」とは「極めて」の意味である。「真」とは「精微」、広くて深いという意味である。「要」とは重要、綱要の意味である。『素問呉注・巻二十二』ではこう言っている、「道無尚謂之至、理無妄謂之真、提其綱謂之要(道にその続きがなければ至と謂う、理に妄りがなければ真と謂う、其の綱を分てれば要と謂う)」。

本篇は主に五運六気の関する概念及び六気の変化で引き起こす疾病の病機、証候、診断、治法などを討論した。これらの理論は極めて精深で重要であるため、『至真要大論篇』と名付けた。『素問直解・巻八』に「この篇は六気司天、六気在泉、正化あり、勝復(運気用語、勝気と復気の関係、または勝復を応用した治則)あり、標本寒熱あり、調治逆従あり、五味の陰陽・制方と奇遇は、謹奉天道で、人体に合わせる。故に『至真要大論』と云う」とある。

本篇の主な内容:

1、六気司天在泉、主勝と客勝、勝気と復気の規律及びそれが万物に対する影響、病気となった場合の証候と治療大法。

2、標本中気の治療法則及びその重要性。

3、五臓の六気が主病の病機理論――即ち、病機十九条。

4、正治法と反治法の概念。

5、南政・北政と六気変化が脈象に対する影響及び診断意義。

6、五味の属性、作用とその各帰所喜の一般的規律、及び方を組む関連する原則。

7、疾病と「三虚」の関係。六気の変化によって辨証論治する。

(李)
[PR]
by jbucm | 2016-07-11 11:30 | 中医学 | Comments(0)