辛夷

こんにちは。李宏です。
花の生薬2回目は辛夷です。
辛夷(しんい)。木筆(こぶし)、山木蓮、やまあららぎなどの別名があります。モクレン科の落葉高木です。春の訪れを告げる代表的な花で、早春にかがやく白い花を咲かせるので、迎春花とも呼ばれています。辛夷の花は芳香を放つので香水の原料にもなります。
f0138875_22461088.jpg

生薬では、花ではなく、蕾を包んでいる苞を採集・乾燥させて使います。性温味辛、肺・胃経に帰属します。辛散温通・芳香善動なので、頭面部に行き、鼻竅を通させ、鼻淵(蓄膿症)・頭痛・瘡毒などに用いられます。鼻淵・頭痛の要薬(重要な生薬)と呼ばれています。

なお、アレルギー性鼻炎には、辛夷3g、風寒犯肺のタイプでは藿香10gを加え、風熱壅盛の場合は槐花20gを加え、熱湯を注ぎ、5分間ぐらい蒸らしてから、お茶代わりに飲むとよいと言われます。
[PR]
by jbucm | 2007-07-11 09:10 | Comments(0)

国立北京中医薬大学日本校が運営するブログです


by jbucm