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by jbucm

八綱弁証についての話

こんにちは、李です。最近、ちょっぴり忙しくて、ブログを書くのがつい遅くなってしまいます。
今回から、中医の弁証論治について分りやすく、話したいと思っています。

中医学では、病証に対するいろいろな診断方法があります。例えば、八綱弁証(はっこうべんしょう)・気血津液弁証(きけつえしんえきべんしょう)・臓腑弁証(ぞうふべんしょう)・経絡弁証(けいらくべんしょう)・六経弁証(ろっけいべんしょう)・衛気営血弁証(えいきえいけつべんしょう)・三焦弁証(さんしょうべんしょう)・病因弁証(びょういんべんしょう)などがあります。これらの弁証方法を総合して、弁証論治するのが一番大切ですが、先ずは、それぞれの弁証方法を把握しなければなりません。

弁証を行うには、中医基礎で習った陰陽・五行学説や、気血津液学説・臓腑学説などの生理学と、病因病機などの病理学などの知識が必要です。
また、たくさんある弁証方法の中で、基本となるのが八綱弁証(はっこうべんしょう)です。
八綱(はっこう)とは、表裏(ひょうり)・寒熱(かんねつ)・虚実(きょじつ)・陰陽(いんよう)の四組からなる、八つの状態のことです。
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弁証する際、現れている症状を、これら四組に分類することで、病気のある部位・性質・正邪の状態などを推測し、診断することができます。次回から、表裏・寒熱・虚実・陰陽弁証の特徴を紹介します。
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by jbucm | 2007-09-07 09:10 | 中医学 | Comments(0)