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by jbucm

気血津液と臓腑の話⑩

こんにちは、李です。前回に続けて血の病証を紹介いたします。

3、血熱証(けつねつしょう):
外感熱病で熱邪が血分(*)に侵入する場合、或いは内傷雑病で血分に熱がある場合に出現する証候で、出血が特徴となります。
(*)血分(けつぶん):外感熱病を衛気営血で弁証する場合は、衛分・気分が表証に相当し、営分・血分が裏証に相当します。血分は最も病位が深いと考えます。

主な症状は発熱・喀血・吐血・血尿・衄血・舌(紅)絳・脉弦数などです。なお、血瘀を引き起こすと、血熱搏結証となります。
 
4、血寒証(けっかんしょう):
局部の脈絡に寒凝気滞があり、血行不暢で出現する証候です。
主な症状手足・少腹疼痛、寒さを嫌がり、四肢が冷え、温めると楽になるなどです。なお、肌の色が紫暗色、月経が遅れ、経血の色が紫暗色、塊がある、舌淡暗苔白、脉沈遅渋などの症状が現れますと、血瘀証となり、寒客血脉証といいます。 
前にも話しましたが、血液がスムーズに流れるには、血液の温度が適切でなければなりません。中医学では、血液の温度が高い場合を血熱といい、低い場合を血寒といいます。どちらも血液の濃度を濃くし、血瘀証を引き起こせます。
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by jbucm | 2008-01-18 09:29 | 中医学 | Comments(0)