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気血津液と臓腑の話⑫

こんにちは、李です。前回に続いて、気血同病の話を致します。

2.気虚血瘀証と気滞血瘀証:気虚や気滞があると、いずれも血液の流れが遅くなり、血液中の有形成分が血管の隅々に溜まり、血瘀になります。これらを、気虚血瘀と気滞血瘀といいます。この二つの証の相同点は血瘀で、相異点は血瘀を引き起こす原因です。(気虚と気滞)症状は血瘀証の症状に加えそれぞれ気虚と気滞の症状も見られます。
気虚血瘀証の治療は補気薬を主にして、活血します。代表方剤は気虚による中風後遺症を治療する「補陽還五湯」です。
気滞血瘀証の治療は行気活血袪瘀で、代表方剤は「血府逐瘀湯」などがあります。

3.気不摂血証:気の固摂機能が弱まると、血液が血管外に漏れ易くなります。その症状は、気虚証の他に、身体のどこかに出血が見られることです。気虚失血証とも言います。
治療は補気と摂血が必要で、代表方剤は「帰脾湯」などがあります。

第⑧回にも話しましたが、血液の運行には気の推動作用が必要で、血液が脈管の中を運行して、脈管の外に溢出しない為には気の固摂が必要です。合わせて考えれば、理解しやすくなるでしょう。

4.気随血脱証:この証は、大出血により引き起こされる、気脱(ショック)を表わす証候です。肝・胃・肺などの臓腑に持病が有り脈管が突然破裂したり、出産時の大出血、交通事故などの外傷で大出血などが原因です。血と共に気も一緒に外脱される為、突然の顔面蒼白・四肢厥冷・大汗・暈厥などの症状が見られ、脉は細微、或いは浮大で散となります。
治療は、大補元気の「独参湯」を使いますが、現在は緊急手術するのが一番です。勿論、患者に意識があれば、手術受ける前、及び受ける時に、生薬の人参を口に含ませると良いです。
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by jbucm | 2008-02-01 09:00 | 中医学 | Comments(0)
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