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気血津液と臓腑の話⑱

こんにちは。今回からは、臓腑の話を致します。先ずは臓象(蔵象とも書く)の意味と臓象(蔵象)学説の内容を紹介しましょう。
 
「臓」とは、人体内部に隠れている臓腑器官のことで、すなわち内臓です。それは五臓、六腑と奇恒の腑を含みます。

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心・肝・脾・肺・腎は五臓と呼ばれます。形態からみますと中身が満ちた器官であります。機能からみますと、五臓は「精気」を収めるところで、すなわち気血、津液、精気などの物質を生じ、貯蔵するところで、複雑な生命活動を主るところです。

胆・胃・小腸・大腸・膀胱・三焦は六腑と呼ばれます。形態からみますと中空か、管状の器官で、機能からみますと、物質を転化することを主る。すなわち食べ物を受納し、消化・転化し、排泄する作用が主です。

脳・髄・骨・脉・胆・女子胞は奇恒の腑と呼ばれます。「奇」とは異常の意味で、「恒」は平常の意味です。奇恒の腑は形態からみますと中空のものが多く、腑に似ていますが、中に精気を蔵して、また臓にも似ています。臓に似て臓ではないので、奇恒之腑と呼ばれています。

「象」には、二つの意味があります。一つは内臓の解剖形態で、一つは内臓の生理機能及び病理変化の外に現れてくる現象です。臓は身体の中にありますが、その様子は体表に現れて来ますので、「臓象」といいます。
 
臓象学説は人体臓腑の解剖形態、生理機能、病理変化及びそれらの相互関係を示す学問です。

臓象学説の内容には、臓腑の解剖、生理と病理、五臓と四肢、五官、九竅などの関係、臓腑の相互関係などがあります。
臓象学説は五行学説の下で、理論体系化され、人体を認識する独特の機構学理論となっています。臓象学説の臓と腑の概念は単なる解剖学的な概念でなく、生理学的、病理学的な概念でもあります。臓象学説の中にある一つの臓腑の機能は、現代医学(西洋医学)の幾つかの臓器の機能を含んでいる事もあり、逆に現代医学の一つの臓器の機能は臓象学説の幾つかの臓腑に分散されている事もあります。臓象学説の臓腑と現代医学の同名の臓器を同じ物と考える事は出来ません。
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by jbucm | 2008-03-14 09:18 | 中医学 | Comments(0)
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