桜が咲き始めましたね。昨日、犬の散歩で行った自宅近くの公園の桜も、やっと咲き始めていました。
暖かくなってくると、桜が何時咲くのか気になってしまいます。特に大がかりなお花見をするわけではないのに、不思議です。日本人の血なのでしょうか?
黄帝内経・四気調神大論の中に
春三月、此謂発陳。天地倶生、万物以栄。夜臥早起、広歩於庭、被髮緩形、以使志生
生而勿殺、予而勿奪、賞而勿罰。此春気之応、養生之道也。
夏三月、此謂蕃秀。天地気交、万物華実。・・・・・・
秋三月、此謂容平。天気以急、地気以明。・・・・・・・
冬三月、此謂閉蔵。水冰地坼、無擾乎陽。・・・・・・・
色々な所に引用されていて、目にタコ(目には出来ないのかしら?)が出来る程ですが、奥が深く本当の意味を理解するには、まだまだ時間と勉強が必要だと思っています。
解らないながらも、春三月・・・の一文が大好きです。
春季は三ヶ月間あり、これを発陳という。
天地の間に万物が生じ、以て栄える。
夜は遅く臥し、朝は早く起きる。庭を散歩し、
髪は解いてざんばらにし、ゆったりとした衣服をまとい、志をゆるやかにする。
万物を生かして殺さず、あえて奪わず、賞して罰しないようにする。
これは春気に応じた養生の道である。 (金世琳訳)
読んでるだけで、心が穏やかになり頭の中に満開の桜の下を散歩している映像が浮かんできます。昔の人は詩人ですね。
週末、早起きをして、静かなうちにお花見をしてこようと思っています。