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気血津液と臓腑の話(21)

こんにちは、前回に続いて心と小腸の話を致します。

心の生理特徴
(1)心は陽臓であり、陽気を主る:心は陽の中の陽で、心の陽気は血液を推し進め、人の生命活動を維持していきます。そのため人の太陽と呼ばれます。心臓の陽気は心自身の生理機能を維持する上で全身を暖める作用もあります。「心は火臓であり、万物を照らす」(『血証論』)。故に脾胃の消化、吸収、腎気の蒸発、全身の水液の代謝、汗の調節など、心陽は重要な役割を果しています。

(2)心気は夏気と通じる:心は夏、南方、熱、火、苦味、赤色と必然的に関係します。心は夏気と通じるというのは、心陽が夏に一番盛んで、機能ももっとも強いということです。

小腸
小腸は心と経脈で相互絡属するので、表里関係を持ちます。

小腸の生理機能
(1)物を受け、転化する:この機能は二つあります。一つは胃からの食べ物を受ける容器の機能です。もう一つは胃の中で初歩的に消化された食べ物を小腸に停留し、小腸がさらに消化吸収して 、人体に利用できる栄養に変える機能です。

(2)清と濁を分別する:胃からの食べ物を受け止めて、さらに消化すると同時に物を分別することです。食べ物の中の精微を吸収し、脾の水穀の精微などの栄養素を拡散する作用によって心・肺に輸送し、全身に拡散させます 。濁を分別する時は、一部分大腸に送り、大便として排泄させます。一部分の水分は腎の気化作用により膀胱に送り、尿として体外に排泄されます。小腸はこの分別の過程で人体の水液代謝に関与するため、「小腸は液を主る」という説があります。
 
 次回は、心と小腸の病証を紹介いたします。
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by jbucm | 2008-04-04 09:00 | 中医学 | Comments(0)
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