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by jbucm

木棉花の思い出

こんにちは、周です。

最近身体の調子がよくありません。なんとなく足が重く、全身だるいので、恐らく湿が溜まっているのだろうと、自分を弁証しました。すると、袪湿作用ある、広州の木棉花を思い出しました。

木棉花は南国の代表的な花で、広州の市花でもあります。中国南部の広東、雲南、台湾、印度、ミャンマーなど熱帯、亜熱帯の諸地に野生または栽培されています。英雄花とも呼ばれています。古代は斑枝花、攀枝花、古貝とも言い、李時珍の《本草項目》にも記載があります。

広州人(粤人)は木棉に対する特別な感情を持っています。それは木棉が昔から、ずっと岒南に幸福をもたらしてきたからです。広東は綿花を栽培できないため、木棉の棉絮(綿)から、棉衣(防寒服)、棉被(布団)、枕などを作っています。

唐代詩人李琮が「衣裁木上棉」の詩句を残しています。また、宋鄭熊の《番禺雑記》にも「木棉樹高二三丈、切類桐木、二三月花既謝、芯為綿。彼人積之為毯、潔白如雪、温暖無比」と木棉に関する記事がありました。

木棉樹の高さは10メートル以上で、開花期は三月、果期(実る時期)は五月です。写真ご参照ください。

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木棉花の効能を紹介します。
性味:甘、涼
功用主治:清熱、利湿、解毒、止血
     治泄瀉、痢疾、血崩、瘡毒、出血

木棉花が散り始める頃、子供たちは木の下で上を仰ぎ見て待っています。「ボトッ」という音がしたら、争って落ちた花を拾い集めます。私もそのひとりでした。集めた花を家に持って帰って、母に渡し、母がきれいに洗い、天日干した木棉花を、スープかお粥に入れて一緒に煮込み(袪湿湯、袪湿粥と言う)ます。この袪湿湯や袪湿粥は湿気の高い広州では、最高の一品ですよ。

ちなみに、木棉花は広州人がよく飲む広東涼茶の「五花茶」の中のひとつ花です。「五花茶」は金銀花、木棉花、槐花、鶏蛋花、葛花、五つの花を使います。広東涼茶につては、2007年5月24日のブログをご参照ください。
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by jbucm | 2008-06-02 09:33 | 中国の話 | Comments(4)
Commented by ふーみ at 2008-09-30 21:47 x
斑枝花の検索から来ました。
これは、標準和名でキダチワタというのでしょうか?
吉貝という異称もあるようですが、いわれがあるのでしょうね。
ともあれ、一度見てみたいものです。
Commented by 周です at 2008-10-02 16:54 x
こんにちは、コメントを頂きまして、ありがとうございました。
《中薬大辞典》を調べました。標準名は、Gossampinuus malabaric(DC.)Merr. です。古代は斑枝花、攀枝花、古貝とも言います。
キダチワタとは別の植物です。

Commented by ふーみ at 2008-10-07 22:01 x
こんばんは。調べてみると、日本では、インドワタノキとか、キワタノキ、インドキワタとか、いろんな名前で呼ぶようですね。
実は、「閩中に木綿樹を多くうふ 其花 紡(うん)て布と爲シ 吉貝と名ヅクと云 大明一統志に 攀枝花と稱す」などという文章を読んでいて、その現在名を調べていました。
Commented by jbucm at 2008-10-08 10:12
おはようございます。
教えて頂き、ありがとうございました、勉強になりました。