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by jbucm

中医学は素晴らしいです

こんにちは、周です。今回は、中医学の話をします。

疾病に対する考え方は、中医学と西洋医学に違いがあります。以下の症例を通して、その違い、そして中医学の素晴らしさを少しでもお分り頂きたいです。

北京中医薬大学本校の故、趙 錫武先生(中国の「名老中医」です)が、実際に診断・治療に関わった1つ症例です。

便秘20日間を訴える老婦人です。西洋医学にて、腸内腫瘍を疑い、開腹術をしましたが、異常が認められませんでしたが、その後、患者が毎日腹瀉、低熱が続いたため、今度は、「腸内菌の失調症」と診断されました。患者が西洋医学の治療を拒否し、趙 錫武先生の外来に受診した、「太陽陽明合病」と診断され、「葛根湯」の加減方を投与し、3剤(3日分)で治りました。

この例は、ほんの一例ですが、実は、西洋医学より中医学のほうの治療効果があると思われる病気は3種類あると言われています。1つ目は西洋医学的な診断法で原因が見つからない症例(上記のケースはこの種類に当てはまります)、2つ目は診断できるが治療ができません(アルツハイマー症など)。3つ目は「未病」と呼ばれる(ある程度の症状があるが、西洋医ではまだ病名を付けられないため、治療をしない)ものです。

なぜ、これらの病気に対して、西洋医学より中医学のほうが治療効果があるでしょうか?それは、中医学の理論体系及び学術体系は西洋医学とは大きく違いがあるからです。また、現在日本の医療現場で行われている中医治療は、あくまで日本の漢方医学なので、本場(真髄)の中医学ではありません、日本の漢方医学は最も重要な「弁証論治」を省略されました。当校では、日本にいながら、真髄の中医学が学べます。本場の中医学にご興味のある方は是非、この機会をお見逃しなく、まず体験入学してみて下さい。

中医学の特徴を纏めると「整体観念」と「弁証論治」になりますが、その内容は以下に現れます:
①人為本、病為標
②人体の自己治癒力を発揮する
③心身の調節を強調する
④人間関係を重視する
⑤不治已病治未病(未病を防ぐ)
⑥同病異治、異病同治
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by jbucm | 2008-09-07 09:33 | 中医学 | Comments(0)