国立北京中医薬大学日本校が運営するブログです

by jbucm

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冬季休業のお知らせ


北京中医薬大学日本校は、12月27日(木)〜1月3日(木)まで冬期休暇とさせていただきます。この事に伴い、一般事務業務もお休みになります。1月4日(金)からは通常通りの業務となります。
ブログも一週間お休みさせていただきます。

3月にブログを始めて以来、多くの方に訪問していただきました。ありがとうございます。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

   良いお年をお迎え下さいませ。
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by jbucm | 2007-12-26 10:13 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

調べてみました

こんにちは、亀山です。
先日 ヒョウ先生が「郁李仁」に関する記事を書いていらっしゃいました。
「郁李仁」のように、日本では使われていない生薬の場合、「どんな植物なんだろう?」と気になりますよね。気になったので調べてみました。「Prunus japonica Thunb」の日本名は「ニワウメ」のようです。「P.humilis Bunge」は見つかりませんでした。
そこで、私のお助けアイテムの登場です。
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小さな本で、図も写真ではなくイラストですが、北京研修で薬草園へ行った時に、先生がポケットから出して参考にしていた図鑑です。
小さいながらも、なかなか便利です。

「郁李仁」(P.humilis Bunge)も載っていました。f0138875_23405110.jpg図を見たからと言ってどうなる訳でもなく、ただ「ふ〜ん こんな植物なんだぁ」と思うだけですが、解らないと気になるので・・・・

今年も、次から次へと疑問だらけの一年でした。拙いブログを読んでくださった皆様。ありがとうございました。来年もがんばります☆


良いお年を、お迎え下さいませ。
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by jbucm | 2007-12-26 09:00 | Comments(0)

餃子の話し

こんにちは、周です。今回は餃子の話をします。
餃子は中国人が好きな伝統食品です、特に大晦日の日に食べます。日本でも庶民的な食べ物になっていると思います。
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元々の名前は「嬌耳」と言い、医聖の張仲景が発明したとの伝説があります。
張仲景は前の記事でも紹介しましたので、「漢方薬局」を見てください。
張仲景は湖南省長沙「太守」を退官し、故郷に帰る途中で寒さで耳が壊死(凍死)した貧しい民衆を大勢い見ました。彼は故郷に着いても、その人々のことを忘れられなく、南陽東関で医棚(診療所)を作り、無料で貧乏な人達を診療しました。

彼は、一人につき「耳」(餃子)2個、「湯」(スーブ)1碗を配りました。皆はこれを飲んだら、体が温かくなり、血液の流れもよくなって、両耳が熱くなりました。しばらく食べ続けると、耳が治ってきました、彼は毎日、その「耳」2個、「湯」1腕を、お正月まで食べさせました。このスープは方剤名「袪寒嬌耳湯」と命名されました。
作り方は、羊肉、辣椒、袪寒作用がある中薬を大鍋で煮て、軟らかくなった具を取り出し、小麦粉で作った皮(餃子の皮)で包み、耳の形にし、再び鍋に戻し、浮かんできたら、食べます。

以後、民衆は張仲景を偲ぶため、冬至、初一(お正月)の日に嬌耳(餃子)を食べるようになりました。
今は嬌耳で凍死の耳を治療する必要は有りませんが、餃子は人々にとって、最常見、最愛吃(最も一般的な、最も好きな)食品になっていますね。
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by jbucm | 2007-12-22 09:00 | 中国の話 | Comments(0)

気血津液と臓腑の話⑧

こんにちは、今回から、話が変りまして、血の話をしたいと思います。

二、血
中医学でいう「血」(けつ)は、脈(みゃく、血管のこと)中を流れる赤い液体で、身体を構成し、生命活動を維持する基本的な物質と考えます。現代医学でいう「血液」とほぼ同じであると考えても良いでしょう。

血の機能:血は極めて豊富な栄養と滋潤作用を持っています。また、全身の臓腑・経絡・皮膚・筋肉や精神活動(ここは、現代医学と異なる)の物質基礎でもあります。

血の組成及び生成:中医学では、血の組成成分は、身体に営養を与える「営気」、身体を潤す「津液」の二つであると考えます。営気と津液は脾胃の消化、吸収により、摂取した飲食物が水穀の精微に変化して作られる物質である為、「脾胃は気血生化の源」と称されます。
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なお、腎精と血は互いに転化できます。故に、「精血同源(せいけつどうげん)」という言葉があります。腎精からは、他に髄や脳も作られますが、現代医学的に見ても、血液は骨髄から作られますから、それを思い出せば理解し易いでしょう。

血の運行:脾胃や腎で作られた血液は心に運ばれ、心の気を受けることにより、赤くなり、血として働きます。血液は、心気により、脈管を通して全身に運ばれ、身体や精神を養いますが、一部は肝に貯蔵されます。血液は脈管の中で運行して、脈管の外に溢出ではいけません。血液の運行には気の推動作用が必要で、血液が脈管の中を運行して、脈管の外に溢出しない為には気の固摂が必要です。
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by jbucm | 2007-12-21 09:00 | 中医学 | Comments(0)
こんにちは、北京厚済薬局の馮です。

方剤学の中に五仁丸という方剤があり、中には郁李仁という中薬が入っています。先日の授業で郁李仁の話になりましたが、郁李仁は何なのかが、はっきりしていない人もいましたのでここで少し触れてみたいと思います。

郁李仁はもちろん“郁李”の種です。“郁李”は中国語の“李子”の仲間で、その“李子”を日本語に訳すと“スモモ”になります。

以下はウィキペディアなどよりの抜粋です。
スモモ(酢桃、李)は、バラ科サクラ属の落葉小高木で、果実はモモのそれに比べて酸味が強いため、この名が付けられました。漢字では「李」と書きます。世界中には多くのスモモの仲間が存在し、この中で果物として重要な地位を占めているのは「プラム」と「プルーン」です。いずれもスモモの仲間ですが、「プラム」は中国原産。「プルーン」はコーカサス地方が原産地です。では、郁李仁はプラムとプルーン、どちらの仲間でしょう?

生薬の郁李仁がどんな物かと言うと、中薬学の本に Prunus japonica Thunb 又は P.humilis Bunge などの成熟種子と書いてあります。(生薬としての厳密な説明は中薬関係の本を参考にしてください。)ただ、授業中話題になった「プラム」と「プルーン」どちらが、より郁李仁に近いか?という選択肢の中では、「プラム」の種が郁李仁の仲間に入ります。

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        プルーン
プラム   


プラムは「日本スモモ」とも呼ばれ、原産地は中国ですが、日本やアメリカで果物としての地位が築かれました。最近では「太陽」「貴陽」「秋姫」など、大玉で品質の優れる新品種への取り組みも増えております。

写真のようにプラムの果形はハート形で、果皮は赤色や黄色が多く、プルーンの果実は楕円形で、果皮は紫から赤色が一般的です。
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by jbucm | 2007-12-19 09:00 | Comments(2)
こんにちは、周です。今回は感冒処方⑫を紹介します。

処方⑫ 生姜紫蘇茶 f0138875_21275933.jpg
生姜、蘇葉、紅茶3g

[主治] 胃腸型の風寒感冒(頭痛、発熱、悪心、嘔吐、胃脘部の不快感、腹脹)

[功効]  疏散風寒、理気和胃

[用法用量] 上記3味を、ポットに入れて、適量の水を加え、沸騰させ、10分間待ちます。お茶代わりに飲みます。

[禁忌] 風熱感冒の者。
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by jbucm | 2007-12-17 09:00 | Comments(0)

気血津液と臓腑の話⑦

こんにちは。李です。

今回は、気についてのまとめの話を致します。前回まで、六回にわたって、気の概念、気の生成、気の生理機能、気の分類、気の運動形式、そして、気の病証を紹介致しました。

気虚の場合、気の各生理機能が減退するため一連の症状が現れます。例えば、推動作用が弱まると、生長・発育の遅れ、或は早老現象が見られ、臓腑機能減退や血液の生成不足などを起こし、血虚証や血瘀証などになります。

温煦作用が弱まると、身体が温まらないので、畏寒、手足の冷え、体温低下、血と津液の運行遅緩などが見られます。防御作用が弱まると、衛気虚となり、外邪が侵入し易くなり、外感病になります。固摂作用が弱まると、摂血や摂津、固精の機能が失常し、各種の出血、自汗、多尿或は尿失禁、慢性下痢、遺精・滑精・早漏などが見られます。

気化作用が弱まると、各種の代謝に影響を与え、汗液・尿液・精液などの排泄や、飲食物の消化吸収能力などが低下します。

気の運動は、人体の生理活動に表れます。例えば、肺の呼吸(気の出入)、脾の昇清と胃の降濁(気の昇降)、肺の宣発粛降、脾胃の運化、腎の蒸騰気化などで水液の代謝をコントロールする事は、皆それぞれ臓腑の気の運動が司っています。気の運動では、昇降出入が協調平衡であれば、「気機調暢」(ききちょうちょう)といい、またその昇降出入が乱れると、「気機失調」(ききしっちょう)となります。「気機失調」では、前回紹介致しました気滞証(気の運動阻害)、気逆証(上昇し過ぎ或は下降の不足)、気陥証(上昇の不足或は下降し過ぎ)のほかに、気脱(気の外逸)、気結、気鬱、気閉(気が体内に溜まる)などがあります。

中医では、上記のように、気の運動変化で人体の複雑な生命活動基本原理を解釈し、気機失常の角度から人体が疾病になるメカニズムを認識します。なお、調和気機を疾病の治療手段とします。
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by jbucm | 2007-12-14 09:02 | 中医学 | Comments(0)

気功の基礎

こんにちは。 北京厚済薬局の水本です。

今回は気功の基礎的な事に関して、ご紹介をしようと思います。
気功には動功と静功があり、その中に三調が位置しています。

 <動功>とは、「調身導引」であり、全身と四肢の運動を調節します。これにより筋肉、骨、皮膚に対する練習になります。 例としては、以前のブログでご紹介した「仙人長寿功」があります。
 <静功>とは、イメージであり、呼吸を調節します。この功法は身体や手足を動かす動作がなく、精・気・神(精神や思考)に対する練習になります。 例としては、「站とう功」があります。

 気功の練習においては、<動功><静功>の両方を練習します。動と静は、切り離すことができないからです。

 <三調>とは、
(1) 調身:身体を静止或いは運動させることで、身体を整えることです。調身の意義は、身体の状態を気功状態に適応させる、すなわち、静功の練習をする時には、姿勢を固定し、内気を調節し、気功の状態に入ることを意味します。 
(2) 調息:呼吸を調節する動きのことです。練気とも言います。調息の意義は、呼吸を調節する事で内気を養い、引導することです。これは、呼吸と内気が密接な関係にあるため、気功状態に入る重要な事です。
(3) 調心:心理状態を調節する動きのことです。練神とも言います。(中医学でいう“神”は、感情や思考の事を指します)調心の意義は、意識活動の内容と方法変える、すなわち、日常の意識活動から気功状態へ入ることです。一般的に日常の意識は外向性(意識は身体の外に向いているという意味)で、気功の練習時には意識は内向(意識は身体の内側に向いているという意味)する必要があります。

 この三調(調身・調息・調心)が一体となった時に、気功状態に入るという事ですから、簡単に言えば、「動作と呼吸、イメージが一体となる」という事になります。
 また、この三調が一体となることを、「三調合一」といい、どんな気功を練習する時にも重要な要素であり、基本的なルールになります。

・・・と、本当に簡単に書いてありますが、動作と呼吸、イメージを合わせて出来るようになるには、結構時間がかかります。日常では使わない事をしますから・・・。最初は誰でも出来ませんので、あせらず、続ける事が大切です。

とりあえず、動作を正確に覚える・・・私は、これだけでも時間がかかりました。ちなみに、「易筋経(古典気功の一つ)」は、動作も覚えきれませんでした。声を大にして言える事ではありませんけど、私は職業がら、薬の名前とか効能効果・用量は、かなり覚えられるんですよ。でも、身体の動作を覚えるのが、本当に苦手でして・・・。

そんな私でも、かれこれ6年ぐらいは気功を続けていますから、どんな方でもきっと大丈夫です。
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by jbucm | 2007-12-12 10:30 | 医学気功・太極拳 | Comments(0)
こんにちは、周です。今回は感冒処方⑪を紹介します。

処方⑪ 姜糖茶f0138875_19542377.jpg
生姜、茶葉各10g、紅糖(黒砂糖)12g

[主治]  感冒の軽症(頭痛、全身酸痛などの不快感、食欲不振)

[功効] 解表散寒

[用法用量] 上記3味を、ポットに入れて、適量の水を加え、沸騰させ、10分間待ちます。または生姜と紅糖を水で煮て、茶葉を後下し、お茶代わりに飲みます。

[禁忌] 風熱感冒の者。
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by jbucm | 2007-12-10 09:00 | Comments(0)

気功って凄い!!

こんにちは、亀山です。
北京中医薬大学日本校のホームページ、ご覧になっていますか?

もの知り中医学の気功養生(3)是非ごらん下さい。「強腎精秘法」は素晴らしいですよ。夏期講習でも教えていただいた方法で、とても簡単!!
何だか、堅苦しい名前が付いていますが、足の裏を手の平で叩く功法です。
寝る前にベッドに腰掛けて毎晩やっています。
夏期講習の直後は熱心に・・・・その後時々。そして最近は淡々と毎晩叩いています。
何故毎晩叩くようになったか?と言いますと、良く眠れるのです。f0138875_2256050.jpg朝までぐっすり。寝付きも良い気がします。

忙しかったり、寝る時間が遅くなってしまうと「足の裏を叩くより早く寝ないと!」と思いベッドにもぐっていましたが、そんな時に限って、小さなもの音で目が覚めてしまったり、なかなか寝付けない事が多くありました。
私が熟睡出来るのは、気功のおかげなんだ!!と気付いて以来、足の裏叩きは私の就眠儀式になっています(笑)

ちなみに、訳も解らず私に勧められ夜テレビを見ながら足の裏を叩いている父は、夜中にトイレに起きる事が無くなったそうです。

皆さんも、試してみては如何ですか?
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by jbucm | 2007-12-07 09:00 | 医学気功・太極拳 | Comments(0)