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卒業式

去る9月27日(土)に卒業式が行われました。その様子をお届け致します。

卒業されたのは、平成17年10月生の中医中薬専攻科(21名)と平成19年10月生の医学気功整体専科(5名)・中医薬膳専科(32名)の皆様です。

まず理事長からお祝い言葉を頂き、卒業証書を渡されました。各コースの担任の先生方、関連団体の北京中医会会長―三井氏、中医食養学会副会長―岡本先生からも、暖かい励ましの言葉を贈られました。最後に、卒業生代表が、先生方や学校の職員に感謝の意を述べました。
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その後、近くのレストランで行われた記念パーティーでは、卒業生たちが今後も中医学を勉強し続けたいと熱く語りあう様子が印象的でした。

中医学は奥が深いです、学校で勉強されたのは、あくまでも入門篇(勉強の方法)なので、卒業後も引き続き色んな形式で中医学を学ぶ必要あるのは間違いありません。

卒業生の皆様、三年間、又は一年間、本当にお疲れ様でした。日本に中医学を普及する事は、北京中医薬大学日本校の使命です。卒業後も私達にお手伝いの出来る事がございましたら、ご連絡を下さい。これからも、是非、一緒に頑張りましょう。

(教務担当:李・周)
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by jbucm | 2008-09-29 10:51 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

平成20年10月生募集中

今が入学のチャンス!!
平成20年10月生募集中

中医中薬専攻科(3年制)
願書〆切りは 10月中

医学気功整体専科(1年制)
願書〆切りは 10月中

中医薬膳専科(1年制)
願書〆切りは 9月末
(応募の人数でクラスの数を決めますので、願書のご提出は9月末までお願い致します。)

なお、ご質問、または資料請求の場合は、こちらにE-メールinfo@jbucm.com、又は、03-3818-8531にお電話下さい。

皆様に大いに日本校が役に立てることを願い、国立北京中医薬大学日本校に中医学を学ばれることを心から歓迎いたします。是非、ご応募ください。教職員一同、皆様のご入学を心よりお待ちしております。
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by jbucm | 2008-09-25 10:00 | 学校行事・お知らせ | Comments(1)

曼珠沙華と彼岸根

9月23日は秋分の日で、お彼岸です。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)、彼岸花(ひがんばな)とも言うお花がこの時期に満開されています。

この日、私と主人二人でこの曼珠沙華の紅が彩る埼玉県日高市にあります高麗の里ーー巾着田という小さいな町へ出かけました。
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美しい高麗川に沿って、数万本の曼珠沙華が揃い、競い合って咲いています。大勢の方々が魅了されました。
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日本では、この植物の塊茎であります彼岸根(ひがんこん)を民間薬として使われでいます。利尿・消腫などの作用があり、リュウマチ性関節炎の治療ができます。新鮮な球根を使い、唐胡麻と併用して、すり下ろしてから患部に湿布します。

実は中医学では、この彼岸根を石蒜(せきさん)と称し、外用の場合は、石蒜8個と、70~80粒の皮を剥いた唐胡麻(蓖麻子 ひまし)一緒に砕いて、湧泉穴(ゆうせんけつ、土踏まずのところ)に貼って、浮腫みを治療します。なお、内服すると、袪痰・催吐などの作用があるとの記載もありますが、毒性が強いので、現在では外用のみとされています。服用しないで下さい。

(李)
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by jbucm | 2008-09-25 09:45 | 色々・・・ | Comments(0)

北京中医薬大学本校のご紹介 その4

こんにちは、周です。
今回は4回目、管理学院の紹介です。
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管理学院は北京中医薬大学の東校区(東キャンバス)にあります。前身は中医薬管理幹部培訓部(養成部)です。1983年に設立され、衛生部の初めて承認された7つの管理幹部(管理職)培訓基地のひとつで、中薬業界の唯一の管理幹部培訓(管理職の育成)機構です。1985年に衛生管理専科を開設、翌年に衛生管理系を成立しました。1990年に社会医学および衛生事業管理本科(学部)、1995年に上記学部の修士課程を設立しました。1996年に中薬企業管理系を開設し、管理系に改名しました。2000年には、本科・修士一貫7年制(中国の医学部は5年制が一般的です)の中医専門管理系を設立し、同年に管理学院に改名しました。

師資状況:職員53 専任教師42、教授3、助教授12、修士課程指導教授22
以下の学科を開設してあります:
基礎、公共基礎、公共管理、工商管理の4つ学部
公共事業管理、工商管理、中医専門7年制の3つ本科
病院管理および社会医学衛生事業管理修士課程

2007年9月まで現在、延べ在校生874(7年制を含む)、修士課程78人がいます。最近「五年」以来、60名余りの在職研究員、120名余りの修士課程の学生がいます、各種の研究課題が50項目あり、国家「十五攻関」課題2項、国家「自然科学基金」課題1項、省・部級課題14項があり、国家教育教学成果二等賞、北京市教育教学成果二等賞、全国中医薬高等教育(大学)学会優秀成果賞、全国中医薬学会三等賞、北京中医薬大学科技進歩二等賞などを獲得しました。

第十一個目の「五年」計画に入り、学院の職員一同は、学院の発展と未来に希望を持ち、「勤求博采、厚徳済生」の校訓精神と学院の優良伝統を受け継ぎたげではなく、新しい道を開拓し、よりよい未来を創造しろうとしています。
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by jbucm | 2008-09-22 09:22 | 色々・・・ | Comments(0)

中秋節

こんにちは、周です。今回は中秋の話です。
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昨日(9月14日)は中国の「中秋節」です。久しぶりに実家の母に電話をしました。母が広州の「中秋節」話していて、すると、日本に来てから、一度も食べた事がありませんの「田螺」(タニシ)を思い出されました。
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「中秋節」と言えば、月餅を連想するのは一般的だと思われますが、広州民間では、多くの家庭は月餅以外に炒田螺(田螺炒め料理)も食べる習慣があります。中秋前後の田螺は空懐の時期なので、腹内に螺仔もありません、しかも螺肉は肥満で、一番美味しいです。「三月田螺満肚仔、八月田螺最肥美」(3月は懐妊期で腹内に螺仔が一杯、8月の螺肉は肥えて美味しい)の諺があります。

田螺は香螺とも言い、池・水田・渓流・川に生殖しています。食べられる部分は田螺の筋肉(螺口から出る手足)で、内臓は食べられません。また、市場で買ってくる田螺は2,3日間バケツにいれ、清水を加え、体の汚れを吐き出させてから、調理します。

色々調理方法がありますが、私の好み調理方法、定番の「紫蘇炒田螺」を紹介します。
①老虎鉗(ペンチ)で尾部を切り取っておく
②まず豆豉・ニンニクをサラダ油で香り出るまで炒め、①を入れ、少しお湯を加える
③急火爆炒(強火で炒める)、芯まで火を十分通し、起鍋(出来上がる)直前に紫蘇、料理酒、塩を加え、10分間炒める
寄生虫いるかもしれませんので、高温煮熟(高温で十分加熱)を心掛けてください。
性寒なので、脾胃虚寒の者は不適宜、過食すると、腹瀉しますので、要注意です。

田螺の薬膳作用を紹介します。
「性味帰経」甘寒 帰肝・脾・腸・膀胱経
「効能主治」清熱利水 
熱結の小便不利、黄疸、水腫、消渇、痔、血便、目赤腫痛、瘡瘍を治療する
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by jbucm | 2008-09-15 09:30 | 中国の話 | Comments(0)

気血津液と臓腑の話(34)

こんにちは、李です。今回からは、脾と胃の話を致します。

中医学では、脾と胃に対して、このように認識しています:脾と胃は同じく消化系統の主な臓器であり、体の消化運動は脾と胃の生理機能に頼っています。脾と胃は水穀(飲食物)を受け、精微(栄養成分)を吸収して生命動力の源となります。故に脾胃は後天の本、気血の源と考えられています。脾は五行の土に属し、胃・肉・唇・口等で脾系統を構成すると考えます。臓象学説の中の脾は西洋医学の脾と膵臓のこと及び胃の消化機能などを含みます。なので、その生理病理は脾と膵臓の生理病理だけではなく、範囲が広いです。

脾の生理機能:
1.脾は運化を主る:
 運は輸送のことで、化は清くして吸収することです。脾は運化を主るということは、脾が飲食物(水穀)を精微に変え、全身各臓器に送ることです。つまり、栄養物質の消化・吸収・輸送の機能です。脾の運化機能には水穀を運化と水湿の運化の両面があります。

(1)水穀を運化する:つまり飲食物の消化と吸収です。飲食物は胃に入り実際には胃と小腸によって消化、吸収されます。胃が初歩の消化をし、幽門を通して小腸に移され、さらに消化されます。これは、脾の精微にする力に頼らなければならない。消化吸収された後その精微もまた脾の輸送する能力によって肺に送られ、肺によって心脉に注入され、経脉によって全身に拡散され、五臓六腑、四肢百骸、皮膚、筋肉などに栄養を与えます。飲食は人の生命を維持する栄養の源で、気血を生じる本であります。水穀の運化は脾によるものなので、脾は後天の本で、気血の源と呼ばれています。脾の運化機能の正常は「脾気健運」と呼ばれるが、「脾気健運」してはじめて気・血・津液などの養分が十分に生まれ、全身の臓腑が正常に維持されることになります。

(2)水湿を運化する:水液を運化するとも呼ばれます。つまり脾の水液に対する代謝、調節の作用であります。水液で、本当は飲食物(水穀)の一部ですが、水穀と別で話しするのは、水湿運化ということは身体に対してとても大事であることです。脾は水穀精微を輸送すると同時に、水液も全身各組織へ送り込み、滋養の作用を果しています。また各器官の余分な水液を腎に転送し、腎の気化作用により、尿になって、膀胱を通って体外に排泄されます。よって体の水液代謝のバランスを保っています。脾の水湿運化機能が正常であれば、各器官に充分水液を送ると同時に、水液がありすぎて溜まることもないです。

脾の水穀運化作用と水湿運化作用は互いに関係しあい、影響しあっています。どちらかの機能がおかしくなれば、もう一方に必ず影響を与えます。脾の運化機能失常の場合、病理上では、よく両方同時に現れます。
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by jbucm | 2008-09-11 10:30 | 中医学 | Comments(0)

中医学は素晴らしいです

こんにちは、周です。今回は、中医学の話をします。

疾病に対する考え方は、中医学と西洋医学に違いがあります。以下の症例を通して、その違い、そして中医学の素晴らしさを少しでもお分り頂きたいです。

北京中医薬大学本校の故、趙 錫武先生(中国の「名老中医」です)が、実際に診断・治療に関わった1つ症例です。

便秘20日間を訴える老婦人です。西洋医学にて、腸内腫瘍を疑い、開腹術をしましたが、異常が認められませんでしたが、その後、患者が毎日腹瀉、低熱が続いたため、今度は、「腸内菌の失調症」と診断されました。患者が西洋医学の治療を拒否し、趙 錫武先生の外来に受診した、「太陽陽明合病」と診断され、「葛根湯」の加減方を投与し、3剤(3日分)で治りました。

この例は、ほんの一例ですが、実は、西洋医学より中医学のほうの治療効果があると思われる病気は3種類あると言われています。1つ目は西洋医学的な診断法で原因が見つからない症例(上記のケースはこの種類に当てはまります)、2つ目は診断できるが治療ができません(アルツハイマー症など)。3つ目は「未病」と呼ばれる(ある程度の症状があるが、西洋医ではまだ病名を付けられないため、治療をしない)ものです。

なぜ、これらの病気に対して、西洋医学より中医学のほうが治療効果があるでしょうか?それは、中医学の理論体系及び学術体系は西洋医学とは大きく違いがあるからです。また、現在日本の医療現場で行われている中医治療は、あくまで日本の漢方医学なので、本場(真髄)の中医学ではありません、日本の漢方医学は最も重要な「弁証論治」を省略されました。当校では、日本にいながら、真髄の中医学が学べます。本場の中医学にご興味のある方は是非、この機会をお見逃しなく、まず体験入学してみて下さい。

中医学の特徴を纏めると「整体観念」と「弁証論治」になりますが、その内容は以下に現れます:
①人為本、病為標
②人体の自己治癒力を発揮する
③心身の調節を強調する
④人間関係を重視する
⑤不治已病治未病(未病を防ぐ)
⑥同病異治、異病同治
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by jbucm | 2008-09-07 09:33 | 中医学 | Comments(0)

気血津液と臓腑の話(33)

こんにちは、李です。8月は夏休みや、夏期講習や学校説明会などを開催したため、気血津液と臓腑の話は暫く中断しました。もう落ち着いて来ましたので、今日は前回に続いて、肺と大腸の弁証を話しましょう。

本題に入る前に、違う話を少ししたいです。昨日NHKの番組「ためしてガッテン」を見ました、アルツハイマー症についての内容でした。アルツハイマー症を予防するには、有酸素運動・よく話をする・生活習慣病にならないような規則正しい生活をする、という三つのポイントがあるそうです。治療に関しては、現代医学に有効な薬がないが、「抑肝散」とう漢方薬を飲むと明らかに症状を抑えるのに効果があると分かったという。凄いですね~ ほんの一例ですが、多くの方々に漢方薬(中薬)の良さを知って頂きたく、ことらに書き込みました。

では、本題に入りますーー大腸の病証の弁証:
大腸は「伝導の官」で、水分を吸収し、糟粕を排泄する働きがあります。大腸の病証は、主に伝導異常で、便秘、泄瀉等として反映されます。

①大腸湿熱:湿熱の邪気が大腸に侵入したため、下痢か泄瀉を招く証候です。
【臨床表現】:腹痛、激しい下痢か膿血便、裏急後重(渋り腹)、腹泄不快、便は稠密で生臭い、肛門に灼熱、小便短赤、身熱口渇、舌紅苔黄膩、脈は滑数か濡数。
【証因分析】:多く夏と秋の境に見られ、暑湿熱邪が胃腸を侵犯するか、飲食不節か不潔により湿熱の邪を大腸に蘊結(うんけつ、潜って溜まること)させて発病させる。
 湿熱の邪が大腸に侵入すると、大腸の気機を下に追い遣るので、腹痛になり激しい下痢される。湿熱が大腸を蘊結し、熱迫気滞なので、腹痛にして裏急後重になる。湿熱か気血を損傷し、炎症を起し膿となるので、下痢に赤白の膿血が混じる。温熱と食濁が結集して腐敗し、大腸の気機が不調なので、腹痛下痢で不快、便の質が稠密で生臭い。熱邪が内積し、泄痢傷津なので身熱、口渇、小便短黄。舌紅苔黄膩、脈が滑数等は内に湿熱があることを示す。
 この証の多くは、現代医学の「赤痢」のことで、赤痢菌による急性消化系感染証です。速めに西洋医の治療を受けるのがお勧めです。

②大腸液虧:陰液虧虚、大腸の濡潤失調により大便秘結を招く証候です。
【臨床表現】:大便秘結乾燥、排便困難、口乾咽燥、口臭、頭暈、舌質少津、舌苔黄燥、脈は細で渋。 
【証因分析】:外燥、嘔吐や腹瀉、長期の病気、温病等で陰液の損傷による病証。また、老年で陰血虧少の場合もあれば、失血、出産、痔瘡下血による陰血損傷で大腸は濡潤を失う場合もある。
 大腸液虧、腸の滋潤が喪失による伝導不利により、大便燥結、排便困難或いは数日に一回となる。腑気(こちらの「腑」は大腸のことです)不通、胃失和降、濁気不泄で上逆するため、清陽が擾乱され、口臭、口乾、頭暈などを招く。燥熱陰虧で、舌乾燥苔黄で少津、脈は細渋。
 よく見られる「習慣性便秘」の多くは津液不足によるものである。

③腸虚滑泄:大腸の陽虚で不摂か脾腎の陽気虧虚による滑泄失禁(大便失禁)を表す証候です。
【臨床表現】:利下無度(下利の回数が数え切れないこと)か大便失禁、場合によっては脱肛、腹痛、押されるや、温めることを好む、舌は淡で苔は白滑、脈沈弱。
【証因分析】:長期の泄痢により脾腎の陽気が損傷されるか、陽気虧虚により固摂のコントロールを失うことで利下無度、大便失禁となる。
 脾腎陽虚のため腹痛で押されると温めることを好む、脾気下陥のため脱肛を招く。舌淡苔白、脈沈弱等は陽気虧虚の徴である。
 この証の特徴的な症状は陽虚を伴う大便失禁です。
 25回目から、9回に渡って肺と大腸の話しを致しましたが、次回よりは、脾と胃の話をしたいと思っております。
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by jbucm | 2008-09-04 09:30 | 中医学 | Comments(0)