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泡脚 その3

こんにちは、周です。今回は泡脚(足湯)の話(その3)です。

泡脚の禁忌と注意事項を紹介します。

十個の禁忌です。
①忌空腹時泡脚(空腹時の泡脚を忌む)
②忌飯後立即泡脚(食事後、直ぐ泡脚を忌む)
③忌水温過高後(水温の高すぎるのは禁忌する)
④忌用力搓擦皮膚(力を入れすぎての皮膚を擦するは禁忌する)
⑤忌在水中久泡(泡脚時間は長すぎるのは良くない)
⑥忌用碱性強的肥皂或各種香波乳剤泡脚(アルカリ性が強い石鹸或いはシャープ類を使っての泡脚を忌む)
⑦忌在非流動水的大浴池泡脚(非流動性の大浴場での泡脚は良くない)
⑧忌泡脚過勤(過度頻繁な泡脚は良くない)
⑨忌過度使用肥皂(石鹸の使い過ぎは良くない)
⑩忌泡脚当風(風当たり過ぎる場所での泡脚は良くない)

九個の注意事項です。
①弁証施治の原則
②患者の病情により、泡脚の方法を選ぶ
③適宜な水温
④外治法と内治法を結合して治療する
⑤合理用薬(合理的に薬を使う)
⑥安全な操作、風寒を感受しないように心をかける
⑦衛生面の注意
⑧常に病情を把握し、治療方法を調整する
⑨薬物(中薬)炮製の規範に合うようにする

中国では、街のあちこちに泡脚の専門店が点在しています、もし中国に行かれる機会がありましたら、是非、一度ご体験下さい。また、中薬店(漢方薬を取り扱う専門店 )は勿論、普通のスーバーでも調剤された泡脚用の方剤も(日本の入浴剤に相当する物)売られていますので、自己の需要に合わせて選べられるので、とっても便利です。
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by jbucm | 2011-11-28 09:30 | 中医学 | Comments(0)

  本日、世界中医薬学会連合会国際試験センターより、今年10月9・10日に行われました国際中医師能力認定試験の結果についての連絡がありました。

 今回の試験に日本校25名の参加者(申し込み者は26名)に、21名が合格されました(合格率は84%です)。下記は合格者の受験番号です。どうぞ、ご確認下さい。

           139001、139002、139003、139005、139006、
           139007、139008、139009、139011、139012、
           139013、139014、139015、139017、139018、
           139019、139021、139022、139023、139025、
           139026
 

  合格された皆様、本当におめでとうございます。なお、今回合格できなかった方は、是非来年度もう一度チャレンジして下さい。

  証書及び成績表はまだ完成されてないようなので、届きましたら、改めてご連絡致します。


(李)



 
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by jbucm | 2011-11-24 11:35 | 中医学 | Comments(0)

中医薬と人体免疫③

中医薬と人体免疫③
                               北京中医薬大学教授 高 春媛

六、臨床で良く見られる自己免疫性疾患(AID)
自己免疫性疾患(AID)とは、免疫システムが自身の成分に対して免疫応答を発生して、自身の損傷を引き起す疾病です。
AIDの特徴:多数の場合は原因不明で、「自発」のものです;血液の中に自身応答性Tリンパ球が見つけられます;女性に多発、加齢により発病率が高くなり、遺伝傾向があります;重複発生の可能性があり、同時に一種類以上のAIDを患います;繰り返し発作し、引き延ばすケースもあります;免疫抑制治療で効果があります。
臨床で良く見られる自己免疫性疾患(AID)は次です:橋本氏甲状腺炎、自己免疫性貧血、Ⅰ型糖尿病、重症筋無力症、多発性脱髄症、リューマチ性関節炎(RA)、全身性エリテマトーデス(SLE)など。

七、臨床で良く見られる免疫欠陥性疾患(IDD)
免疫欠陥性疾患(IDD)とは、免疫システムの中、一種或は多種の成分が欠乏で、免疫機能低下或は欠乏を引き起す疾病です。
IDDの特徴:病原体に対する感染し易く、繰り返し・持続的な感染が発生します;悪性腫瘍の発生率が高い(100~300倍);自己免疫性疾患の発生率が高い;遺伝傾向が顕著です。
臨床で良く見られる免疫欠陥性疾患(IDD)は次です:
B細胞欠陥(IDDの50~75%占めます)、伴性低ガンマグロブリン血症、伴性高IgMシンドローム、IgA・IgM欠陥症など;
T細胞欠陥(IDDの5~10%占めます)、先天性胸腺発育不良(胸腺機能欠乏)症など;
聯合免疫欠陥(IDDの10~25%占めます)、重症聯合IDD、毛細血管拡張性共済失調症など;
食細胞欠陥(IDDの1~2%占めます)、慢性肉芽腫症など;
補体欠陥(IDDの1%以下占めます)、補体調節分子欠陥症など。

八、免疫疾病の発病機制
抗原(細菌・ウイルス・寄生虫などの感染、食物、薬物、花粉や化学物理品などの接触)→抗体産生→免疫反応(抗原と抗体が結合し、病理産物を発生し、身体に堆積する)→免疫応答(堆積したものを排除する反応)→臨床症状(それぞれ標的器官や組織が免疫応答にさまざまな症状が発生)。

九、現代医学の免疫療法
1、免疫予防
人工能動免疫:数回に分けて抗原を使い、人体を刺激し、免疫保護を成立させます。ワクチン接種などの方法があります。特徴は、免疫産生は遅いが、維持時間が長いです。よって、伝染病の予防ができます。
人工受動免疫:免疫効果物質の抗体を使い、免疫保護を成立させます。特徴は、免疫産生は直ちになりますが、維持時間が短いです。治療及び救急の場合に適応です。

2、免疫治療
免疫疾病の治療は現代医学で洋々たる前途のある分野です。まだ成熟されていないが、幾つの有効な方法が認められています。
免疫細胞治療:造血幹細胞移植(骨髄移植、臍血移植など)、効果細胞を活性化(NK細胞など)。免疫欠陥病、悪性免疫増殖病、再生不良性貧血、腫瘍などの治療に用います。
免疫干渉製剤:免疫調節剤(インターフェロン、白芥素など)、免疫増強剤(生物製剤、BBG、多糖類、転移因子、胸腺ホルモンなど)、免疫抑制剤(化学合成物質、グルココルチコイド、クロズツグルコシドなど)が含まれます。自己免疫性疾病、感染性疾病、腫瘍などの治療に用います。なお、免疫応答を増強し、免疫欠陥病の治療もできます。

(訳:李)
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by jbucm | 2011-11-24 11:32 | 中医学 | Comments(0)
中華中医薬学会から、去る10月15・16日の両日に行われました国際中医薬膳師・調理師能力認定試験の結果が通達されました。日本校76名の参加者に、75名が合格されました。

皆さん、本当におめでとうございます!

本日、証書及び成績表を郵便局・書留にて発送致します。2・3日後届くと思います、ご査収ください。
なお、日本校の薬膳専科卒業生は全員合格です。現在も日本校に在籍する方は、お手渡しますので、ご来校する際、事務室までお越しください。

なお、次回日本会場の試験は平成24年4月28・29日に予定しておりますので、参加されてない方は、是非、チャレンジして下さい。
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by jbucm | 2011-11-20 09:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

中医薬と人体免疫②

中医薬と人体免疫②                             
                               北京中医薬大学教授 高 春媛

四、免疫グロブリンについての基礎知識

人体の特異性免疫機制は、細胞免疫(Tリンパ球+抗体)と体液免疫(Bリンパ球+抗原)二種類あります。

なお、体液免疫には、5種類の免疫グロブリン(Ig)があり、それぞれをIgG、IgM、IgA、IgE、IgDと称します。それぞれの産生径路と役割に違いがあります。

IgG、全体の75%を占めます。胎児の12週より合成され、5~7歳に成人のレベルに達します。IgGは唯一胎盤関門を通過できるIgで、母体から獲得できますが、生後6ヶ月に消えます。

IgM、全体の6%を占めます。胎児の12週より合成され、7歳頃に成人のレベルに達します。胎盤関門を通過できないため、母体から獲得できない。グラム陰性菌を対抗できます。

IgA、母乳中豊富です。嬰児4~6ヶ月より産生し、12歳頃成熟します。粘膜及び局部の感染を対抗できます。

IgE、最も少なく、全体の0.002%しか占めません。主に寄生虫の感染やⅠ型超敏感反応を対抗します。

IgD、全体の0.03%をしかないが、臍血には全体の15%を占めます。扁桃腺や脾臓より産生し、5~7歳に成熟する。

五、臨床で常見する超敏感反応性疾病(アレルギー反応性疾病とも言います)

Ⅰ型(即発型):IgEに関連します。特徴は遺伝傾向と個人差があります。全身性の過敏反応或は薬物過敏性ショック、呼吸系の過敏性反応、消化系の過敏性反応、皮膚に過敏性反応などが含まれます。

Ⅱ型(細胞溶解型):IgG、IgMに関連します。輸血反応、新生児溶血症、薬物過敏性背赤血球減少症、自己免疫性溶血性貧血などがあります。なお、特殊体質な人に抗体刺激型超敏感反応で発生する甲状腺機能亢進症もこのタイプに属されます。

Ⅲ型(免疫複合物型):IgG、IgM、IgAに関連します。局部の炎症や組織の損傷などが発生します。全身性免疫複合物病(血清病、IgA腎病、SLE、リューマチ性関節炎など)もこのタイプに属されます。

Ⅳ型(遅発型):病原体に再度接触後(24~72時間)発生します。伝染性超敏感反応、接触性皮膚炎、(臓器)移植述後の拒絶反応などはこのタイプに属されます。

(訳:李)
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by jbucm | 2011-11-17 14:58 | 中医学 | Comments(0)
 薬膳科に在学して半年で北京研修旅行に申し込んでしまったのは、単に好奇心からでした。しかし出発日が近づくと、参加者の中に友人・知人がいないこと、北京の気候が大変寒そうだとか、空気が悪いとか、治安が・・・とマイナス情報もあり、結構不安に思うことがありました。

 でも参加者は皆、中医学を学ぶという共通点があり、すぐに親しい友人になることができました。お互いに得意な分野の情報交換をしたり、先輩の貴重な経験談を聞くことができたり、勉強の悩みを相談したりできました。これは事前に予想できなかった、大きな収穫でもありました。

  中医薬大学で行われた講義の内容は、初学者の私にはもったいないくらいに豊かな内容だったと思います。私自身、今まで平面的にしか捉えることができなかった中医学や薬膳学について、具体的、立体的なイメージが持てるようになり、また、その奥深さも痛感しました。中医の勉強のモチベーションの急上昇に繋がったことは、言うまでもありません。

  研修には柔軟性もあり、例えば、大学構内の「生薬博物館」を時間外に、私達だけのために開けていただき、貴重な展示を観ることができました。これは予定外のことでしたが、少しでも参加者の役に立てたら…との大学のご好意でした。講義は完璧な通訳をしていただけるので言葉の心配はなく、途中、疑問なところを自由に質問することもできるリラックスした雰囲気も、有難いことでした。

  研修期間中は、中医の勉強に集中できる充実した環境でした。講義だけではなく、自由時間に街に出て関連書籍を探したり、中薬や薬膳食材の買出しをしたり、ホテルのテレビで中医学専門チャンネルの「健康相談」番組を見たり(番組自体は中国語ですが字幕が出るので内容は分かりやすい)…一般の観光旅行や個人旅行では得難い経験ができました。研修参加者にはリピーターが多いということも、納得でした。

  蛇足ですが、無神経な旅行添乗員が旅行を仕切る「修学旅行」的なきゅうくつな雰囲気は一切なく、参加者の希望をできるだけ取り入れてくれる、本当に楽しい研修でした。私も研修リピーターになりたいと思う1人になりました。

  研修の企画・立案・実施・コーディネート・通訳、さらには添乗員役まで全てに心配りをしていただいた学校の職員には心からの感謝です。本当に有難うございました。

  真面目に精一杯勉強をしたつもりですが、とてもとても楽しかったのも事実です。
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by jbucm | 2011-11-16 11:08 | 研修旅行 | Comments(0)
こんにちは、今回は補腎壮陽のスープーその⑦を紹介します。

⑦板栗排骨湯(栗と豚スペアリブ肉のスープ)

功効:滋補腎気、養胃健脾
材料:栗250g スペアリブ500g、食用人参100 g
調味料:塩 適量
作り方:
①スペアリブは3~5cm位の長さで切り、湯通をして、水できれいに洗い流す
②栗の皮を剥く、人参(皮も使う)は水でよく洗い、大きめに切る
③上記材料を鍋に入れ、適量水(ヒタヒタになる位)を加え、武火(強火)で沸騰させ後、文火(弱火)30分煮る
④塩で味を調える

このスープは腰脚(足)酸軟の者に最適応です。
注意事項:栗は消化難い物ですので、1回食べる量は要注意です。

栗の薬膳作用を紹介します。
性味帰経:甘、微咸、平。帰脾・腎経
効能:益気健脾、補腎強筋、活血消腫、止血
主治:脾虚泄瀉、反胃嘔吐、脚膝酸軟、筋骨の損傷や腫痛、吐血、鼻血、便血
注意事項:食積停滞、脘腹脹満・痞満の者は禁忌です。
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by jbucm | 2011-11-14 09:30 | 中国の薬膳 | Comments(0)
 
2011,11,03

世界中医薬学会連合会が今年の9月にロンドンにて第三回理事会を開催しました。そこで、理事会及び監査会の成員が選挙され、北京中医薬大学日本校の植松捷之理事長が世界中医薬学会連合会主席団執行委員会(議長団)の一員になりました(下記のURLをご覧下さい)。議長団は世界23ヶ国から52名の委員で組織され、日本人は2名のみです。http://www.wfcms.org/uploads/20110923/01.pdf

  なお、10月28~29日に、世界中医薬学会連合会が北京にて「第二回世界中医薬教育大会」を開催しました。折よく日本校の北京研修と同じ時期となっておりまして、植松理事長と教務の李宏がこの大会に参加致しました。
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  この大会には、世界51ヶ国から140名及び、中国国内の専門家およそ540名の代表が参加しました。大会のテーマは「人材が未来を決める」。中医薬の人材育成、社会の需要と中医師の標準、伝統医学の共性と特性、中医薬を国際化など四つの方面から議論と交流し、とても有意義な大会でした。

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(李)

2011,11,03
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by jbucm | 2011-11-10 10:50 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

中医薬と人体免疫①

  今年の北京研修を計画の際、3~4年前に日本校にて教鞭を握った人気の高い高春媛教授に特別講義を依頼したところ、先生が快諾して下さり、「中医薬と人体免疫」という講義を聞くことができました。

  北京に行く直前に先生より中国語の原稿を頂きまして、翻訳する時間がなかったので、原稿をそのまま聴講者の皆様へ配布しました。なお、講義の時間に限られていたため、先生がまだ話してない内容もありました。この場を借りて、私は原稿を翻訳し、何回かに掛け掲載したいと思います。皆さまに役に立てられれば、嬉しいと思います。

  原稿は、「西洋医学の免疫学基礎」と「中医薬と人体免疫」に二つの部分に分けられましたが、主に「中医薬と人体免疫」の部分を訳させて頂きます。


     中医薬と人体免疫
                                   北京中医薬大学教授 高 春媛

一、免疫の概念 

免疫とは人体の生理性保護反応で、人体が感染を取除き、伝染病に患わない能力を指します。免疫は下記三種の機能を発揮しています。
1、免疫予防機能 病原体及びその毒性産物が身体へ侵入するのを防御する機能です。異常の場合は、過敏反応或は免疫欠陥症を現れます。
2、免疫安定機能 免疫学的恒常性とも言います。身体の中に損傷や老衰、変性或は死亡した細胞を排除する能力です。異常の場合は、自己免疫性疾病に患います。
3、免疫監視機能 腫瘍の発生と持続性感染を予防する能力です。異常の場合は、腫瘍、或いは持続性感染を発生し易くなります。

二、免疫機制の種類

病原体が人体へ侵入の際、人体のその病原体に対しての応答(免疫応答と言います)は2つのタイプがあります。
1、非特異性免疫(先天性) 遺伝で獲得し、作用対象が広く、特異性と免疫記憶性がないです。作用時間が短いです。
2、特異性免疫(獲得性) 後天で獲得します(ワクチン接種など)。特異性と免疫記憶性があります。作用の維持時間が長いです。この免疫作用のメカニズムとは、主にTリンパ球とBリンパ球が効果細胞に活性化し、増殖分化し、細胞免疫或は体液免疫の作用を発揮します。

三、免疫機制に参与する器官と組織

中枢器官:
骨髄(Bリンパ球の分化と成熟、二次免疫応答に抗体の産生する場所);
胸腺(Tリンパ球の分化と成熟の場所、Tリンパ球の自己識別能力を保証)。

周囲器官:
リンパ節(濾過作用、中にある大食球という細胞は病原体を排除し、リンパ液を浄化して、病原体の拡散を防ぐ);
脾臓(濾過作用、赤色脾髄にある大食球は血液に入った病原体や老衰した自身の細胞を排除する。免疫応答や免疫活性物質を産生する場所)。


(訳:李宏)
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by jbucm | 2011-11-10 10:49 | 中医学 | Comments(0)

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