カテゴリ
全体
中医学
中医中薬専攻科
医学気功整体専科
中医薬膳専科
質問の回答
学校行事・お知らせ
講師紹介・授業風景
中国の薬膳
中国の話
中国の家庭料理
中医養生
研修旅行
医学気功・太極拳
中国語
色々・・・
未分類
以前の記事
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
お気に入りブログ
最新のコメント
菊花茶の入れ方で質問です..
by 梅崎 at 18:57
> 初学者さん ご質問..
by jbucm at 11:00
はじめまして。質問させて..
by 初学者 at 11:22
お久しぶりです。質問よろ..
by 丸 at 10:39
何度も質問し大変すみませ..
by 丸 at 18:45
ご質問ありがとうございま..
by jbucm at 13:45
ご返答ありがとう御座いま..
by 丸 at 13:14
おはようございます。返事..
by jbucm at 10:00
弁証なんですが、どこで詳..
by 丸 at 04:14
こんにちは、お返事が遅れ..
by jbucm at 15:26


<   2011年 12月 ( 9 )   > この月の画像一覧

中医薬と人体免疫⑧

北京中医薬大学日本校の年末年始休業を下記の通りお知らせ致します:
 12月29日(木)〜1月4日(水)は休業で、1月5日(木)から通常通りの業務を始めさせて頂きます。なお、ブログも1月5日(木)から再開いたします。
 いつも北京中医薬大学日本校のブログ記事を読んで頂き、ありがとうございます。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 来年は、皆様にとって良き年でありますようお祈り申し上げます。
f0138875_10165248.jpg

中医薬と人体免疫⑧
                                    北京中医薬大学教授 高 春媛

健康な体造りは胎児からしましょう。

「十ヶ月養胎法」

妊娠1ヶ月
飲食宜忌:調理した酸っぱくて美味しいものを選ぶ。大麦が宜しい。辛いものと生臭いものを避けるのは、賢い選択である。
原理:酸入肝、養胞胎。

妊娠2ヶ月
飲食宜忌:豚肉の赤み、魚、鶏肉、卵、ミルク、豆乳、緑の野菜を選び、脂っぽいもの、揚げ物、冷たい水、酒などを避ける。
原理:脂っぽいものなどは母体に鬱熱させる。胎児が母体と一体になっているから、母体に病があったら、胎児にも病になる。母体が健康であれば、胎児も健康である。

妊娠3ヶ月
飲食宜忌:主に情志の調節をするべきである。憂慮喜怒などを過ぎない、姿勢を正しくする。
原理:胎児が形成する段階で、(外の)感情が内で形になる。

妊娠4ヶ月
飲食宜忌:魚、海鮮、鳥類(鶏肉、鴨肉など)が宜しい。菊花茶でのぼせを避ける。
原理:気血を養い、胎児の聴覚と視覚の発育を助ける。なお、経絡を通させる。

妊娠5ヶ月
飲食宜忌:主食を多めに食べる。高タンパク質が多く含まれる羊肉や牛肉が宜しい。
原理:胎児の成長が迅速な時期で、特に四肢や骨格筋肉などが成長する。

妊娠6ヶ月
飲食宜忌:労働と休息のバランスをうまく執る。適当な戸外での運動をし、新鮮な空気を呼吸する。羊肉や牛肉を食べ、腎を強め、骨格と毛髮を固める。
原理:胎児の気血を通暢させ、肢体と筋骨を良好に発育させる。

妊娠7ヶ月
飲食宜忌:カルシュームが多く含まれるものを食べ、適当な運動をする。
原理:胎児の骨格が健全に発育できる。

妊娠8ヶ月
飲食宜忌:過労を避ける。脂っぽいものと塩分を控える。
原理:妊娠水腫の多発時期で、母子の健康に気をつける。

妊娠9ヶ月
飲食宜忌:ビタミンや鉄分を多く摂取し、塩分をさらに控えめ。
原理:胎児の経脈が通じているが、十分な気血を与えてそれを養う必要がある。

妊娠10ヶ月
飲食宜忌:労働を避け、軽い運動をし、天地の気を丹田に集める。
原理:胎児の五臓の発育が完成、気血が流通している。この時期の妊婦は、気を丹田に納め、胎位を正しくするべきである。


(訳:李)
[PR]
by jbucm | 2011-12-28 15:30 | 中医学 | Comments(0)

金銭草の由来

こんにちは、周です。今回は金銭草の話です。

金銭草は対座草・大金銭草とも呼ばれます。性味は甘・咸・淡、微寒で、肝・胆・腎・膀胱経に帰経します。利水通淋・排石止痛、清熱利湿・退黄、清熱消腫作用があり、湿熱蘊結による熱淋(尿路炎症)・砂淋(尿路砂状結石)・石淋(尿路石状結石)の排尿痛や排尿困難に、単味(新鮮の場合は、毎回60g以上)或いは海金砂・滑石・鶏内金を配合して用いられます。尿路結石を治療する要薬です。湿熱の黄疸にも有効です。

金銭草の由来を紹介します。
金銭草の葉は丸い(圓)形をし、金銭に酷似しているから、金銭と名付けられました。また、民間では、この草は金銭より貴重な物と言われて、金銭草と名付けられた、との説もありました。
伝説によりますと、昔、ある相愛の夫婦が居て、幸せな結婚生活を送っていて、突然、夫が腹痛を起こして亡くなりました。死因は胆嚢結石でした。妻は、最愛の夫を偲ぶ為、その遺留品―結石を袋に入れ、いつも首飾りし、(薪を取る)山へ行きました。のちに、その石(結石)が小さくなりました、不思議だと思って、そのことを医者に告げました。医者は彼女が山で石を解ける作用がある薬草を接触した可能性があると判断し、一緒に山を登って、薪を取る付近の草を採取して、その草を使って石を包みました。有る草で包まれた石が小さくなりました。以後、その草を用いて、結石治療に利用しました。

人に感動させたこの故事は、一代一代と伝わって行って、金銭草は民間で広く使われていました。その後、清代の医薬家・趙学敏は、金銭草を≪綱目拾遺≫に収録しました。
f0138875_1428137.jpg


[PR]
by jbucm | 2011-12-26 09:30 | 中医学 | Comments(0)

中医薬と人体免疫⑦

中医薬と人体免疫⑦

                                 北京中医薬大学教授 高 春媛

3、中医学が協調陰陽に関する論述 

(1)陽気優先論
 「有形な精血では、急に生じることができない。ゆえに無形な元気を早めに固めるべきである」――先に元気を救う。

「気血はともに重要だが、補気を養血の前に;陰陽はともに需要されるが、養陽を滋陰の前に。」
当帰補血湯・人参帰脾湯・四物湯・独参湯・参附湯などは証明できる。

(2)陽中求陰、陰中求陽論
「陰陽二つの気、偏ってはいけない。偏らなければ、気が調和し物を生じる。偏ったら、気が悖り、物を殺す。」

「治陽に巧む者は、必ず陰の中に陽を求める。こうすれば、陽が陰の助けを得て限りなく生化する。」

「治陰に巧む者は、必ず陽の中に陰を求める。こうすれば、陰が陽の助けを得て限りなく生化する。」

「陰陽が調和であれば、普通に出入りする。陰陽が病んであれば、順次に開閉できなくなる。」

(3)左帰飲・右帰飲・左帰丸・右帰丸論
左帰飲:純粋に甘な壮水の剤である(六味地黄丸では、陰虚火旺がある場合に)。すべての腰がだるい、咽が乾く、舌が紅で舌苔がない、脈が細数の者に用いられる。

左帰丸:精血不足の者に長く服用する。

右帰飲:温腎で精血を生す(左帰飲に茯苓を取り除き、附子と肉桂を加える)。すべての腎陽不足で手足が冷えで寒がり、腰がだるく乏力、舌淡苔滑の者に用いられる。

右帰丸:右帰飲に甘草を取り除き、鹿角膠と当帰を加えた方剤で、純粋に補して、瀉がしないものであり、先天の不足や長い病気でなかなか治らない場合、陰痿や子宮の寒冷などでの不妊症に適用される。

(4)中医学の五臓調養論

①胎児から調養する
 これは、「胎教胎養」と言い、中医学には「十ヶ月養胎法」がある。人の免疫力は胎児の時から獲得するのもあるし、胎盤に存在するグロブリンは最も重要な免疫グロブリンだと言いすぎない。

IgG、最も多いほうで、全体の75%を占める。胎児の12週より合成され、胎盤から獲得できる。

IgM、全体の6%を占める。胎児の12週より合成され、胎盤関門を通過できないため、母体から獲得できない。

IgA、全体の3%を占める。母乳から獲得できる。

(訳:李)

(次回は「十ヶ月養胎法」を紹介いたします。)
[PR]
by jbucm | 2011-12-22 11:15 | 中医学 | Comments(0)

益智(知力をアップする)スープ②

こんにちは、周です。今回は益智(知力をアップする)スープ②を紹介します。

②白果痩肉湯(銀杏と豚もも肉スープ)

功効:健脳提神、強壮身体、嫩膚抗皺
材料:白果30 百合10 豚もも肉200 大棗10個 黒胡麻10 生姜10 (単位 g)
調味料:塩 適量
作り方:
①豚肉は大きめのサイズに切り、湯通をして、水できれいに洗い流す。生姜はスライスにする。
②殻を剥いた白果、百合、大棗、黒胡麻を水で軽く洗い流す
③①②を鍋に入れ、1000cc水を加え、武火(強火)で沸騰させた後、文火(弱火)で1時間位(肉が柔らかくなるまで)煮る
④塩で味を調える

このスープは過度な頭を使い、記憶力減退の者に最適です。

黒胡麻と白果(銀杏)の薬膳作用を紹介します。
黒胡麻
性味帰経:甘・平。帰肝、脾、腎経
効能:補益肝腎、養血益精、潤腸通便
主治:肝腎不足による頭暈耳鳴、腰脚痿軟、白髪、皮膚乾燥、腸燥便秘、産婦乳少、瘡瘍湿疹、痔瘡
注意事項:脾虚便溏の者は要注意です。
白果(銀杏)
性味帰経:甘・苦・渋・平、小毒。帰肺、腎経
効能:斂肺定喘、止帯縮尿
主治:哮喘痰嗽、白帯、小便白濁、遺精、頻尿
注意事項:実邪がある者は禁忌です。生食或いは食べ過ぎのが中毒を引き起こすので、特に小児には要注意です。
[PR]
by jbucm | 2011-12-19 09:30 | 中国の薬膳 | Comments(0)

中医薬と人体免疫⑥

中医薬と人体免疫⑥
                                   北京中医薬大学教授 高 春媛

二、中医薬で人体の免疫力を増強する

1、未病先防と既病防変の観念と方法 

  『内経・四気調神論』はこう述べでいます:「故に聖人(賢い人)は病になってから治療を受けるではなく、病気が発生する前に予防する。これは、国を管理すると同じで、暴動が発生してから治めるのは、間に合わないだろう。病気になった後から薬を、暴動が発生した後に治めるのは、喉が渇いてから井を掘る、戦争が始まる前に兵器を鋳造するに如く、遅すぎるではないか?」

  『金匱要略』にもこういいました:「肝の病を見たら、脾に伝わると知り、先に実脾(脾を補う)するべきである。」

  未病先防とは、体を強め、免疫力を高めとのことで、下記の四つの方面から行うべきです。
  ①精神調養:常に愉快で楽観的な気持ちで、ちょっとの損得にくよくよしない。意志が強く、積極的前向きにする。

  ②体を鍛える:気血を通暢させ、筋骨を強める。気功・ダンス・体操・拳術・武術などの方法たくさんあるが、自分の体にあった方法であれば、どれでも良いです。

  ③生活の調節:リズム正しい生活と節制のある飲食をすることです。

  ④食事の内容は季節に合うこと、決まった時間と決まった量で食事すること、主食と肉類、野菜類、果実類の配合は因人制宜(その人その人の体質に合わせる)することです。

  なお、既病防変には、早期の診断治療、併発症などの予防に念入りしましょう。

2、陽気を保護することで、疾病に対する抵抗力が増強できます。 

  ①気虚と陽虚
  気虚は、陽虚の量的変化である。程度上少しずつの目立たない変化をする。過労や、飢え、過食、情志の変化などによって発生する。

  陽虚は、気虚が高じれば質的変化につながる結果です。「陽衰の病は、到る所に存在する。その発生の由来は漸次で、目立たないため、察することがなく、どうしてこうなったのが分からない。知らずのうちに酷くなってしまい、始めに治療し難くなったと発覚する」。これは、陽虚証と特徴であり、変化が小さくて、進展が遅いから、自らで分かり難いとの説明です。

  ②陽虚証の治療原則
 用薬の時機:「回陽の功力は、陽気が去る前に入れるべき。少しずつ入れることで、陽気を取り戻すことが望める。若し、陽気が既に無くなってから入れると、冷たくなった灰がもう一度燃え出すことができないと同じで、息を吹き返すことができない。」

 用薬の基準:「虚弱で、別に熱証がない者は、陽虚の症候であり、温補元気で陽気を段々回復させるべき。」

「虚証の有無を論じなく、実証がなければ、補を兼ねることが可能である。」

「寒証の有無を論じなく、熱証がなければ、温を兼ねることが可能である。」

 薬効の観察:「補益薬を服用したら、病状が増えてなければ、減っていると言え、体内に補を受けた訳である。しゃする薬を服用したら、病状が減ってなければ、増えていると言え、体内に殺めを受けた訳である。」

 最も良い補益薬:「附子は性勇猛のため、単独で使うと難しい。大甘の品である人参・黄耆・甘草などに配合すれば、後者がその強みを制約し、薬効の発揮に助ける。」

 人参と黄耆に関する論述:「人参は、大補元気の完璧なもので、五臓をすべて補し、三焦をすべて調和できる。陰のところにいれば、陰を補し、陽のところにいれば陽を補す。人参は体のあらゆる場所に元気を救うことができるが、結局元気の根を下ろすことができない。これは、人参の補の作用は迅速だが浮薄だからである。人参の作用に対して、黄耆の補の作用は重くて確実である。長い効果を求める場合は、黄耆でなければならない。もし、しばらく人参と黄耆一緒に使うなら、風と雨に恐れることがなく、寒と暑の邪気が侵入することがない。普段体質の弱い者は、知らず知らずのうちに、生まれ変わったように感じる。」

 補陽法の特徴:ア 王道に近功がない。常に食べる、長く続けることが大事です。
          イ 量を少なくし、品種を多く選ぶ。合理的な配伍。
          ウ 動物性の物、良質なタンパク質などを選ぶ。例えば、ナマコ、つばめの巣、ふかひれ、鹿茸、鹿血、鹿膠、阿膠、三鞭(オスの動物の性器)、亀、すっぽん、淡菜(貽貝の干物)、狗腎など。

(訳:李)
[PR]
by jbucm | 2011-12-15 11:59 | 中医学 | Comments(0)

益智(知力をアップする)スープ

こんにちは、周です。今回からは益智(知力をアップする)スープを紹介します。

①黄花菜香菇痩肉湯(金針菜・干し椎茸と豚もも肉スープ)

功効:滋補健脳
材料:金針菜50 干し椎茸10 豚もも肉250(単位 g)
調味料:胡麻油 料理酒 塩 生姜 各適量
作り方:
①豚肉は大きめのサイズに切り、湯通をして、水できれいに洗い流す。生姜はスライスにする。
②金針菜・干し椎茸は水で2時間位浸ける、水を絞ってから使う
③土鍋に、2000cc水・①と干し椎茸材料を入れ、大火(強火)で沸騰させた後、金針菜を加え、小火(弱火)で1時間位煮る
④胡麻油、料理酒、塩で味を調える

このスープは特に記憶力減退と痴呆症の者に良いです。

附:金針菜の薬膳作用
性味帰経 甘涼。肝・腎経に帰経する
効能 清熱袪湿、寛胸解鬱、涼血解毒、養血止血
主治 小便短赤、黄疸、胸悶心煩、痔瘡便血、瘡痈
使用注意 新鮮な金針菜には有毒物(コルヒチンが含まれる)がありますので、食べられません。市販で加工したものを使用してください。変質したもの(カビが生えた)は使わないでください。
f0138875_1529323.jpg

[PR]
by jbucm | 2011-12-12 09:26 | 中医薬膳専科 | Comments(0)

中医薬と人体免疫⑤

中医薬と人体免疫⑤                  北京中医薬大学教授 高 春媛

2、陰陽協調が人体の安定機能における意義
  中医では、人体の陰陽気血が調和しいることは体内環境の安定協調にとても重要な前提だと認識しています。

『内経・生気通天論』はこう述べでいます:「故に聖人(賢い人)は陰陽に順応し、筋脈を温和に、骨髄を丈夫に、気血を従順にさせる。これで、内外調和し、邪気が(体を)侵害できず、耳目が聡名であり、臓腑経絡の気が正常に運行できる。」

また、「全ての陰陽について、肝心な点は、体表に緻密な陽気があれば、陰気は体内に固守することができる。もし、陰陽の調和がなければ、それは春があって秋がなく、冬があって夏がないような不調和になる。故に、陰陽を調和することは、最も適切な養生規則である。」、「故に陽気が強すぎで固密できず、陰気が衰弱になる。陰陽が平和協調であれば、元気である。もし、陰陽が分離し、決裂したら、精気も尽きる。」なども述べています。これらは、皆陰陽協調の重要性を教えてくれました。

3、整体観念が人体の監視機能における意義
  中医では、人体は有機的な統一体だと認識しています。整体と局部、局部と局部、心脳と全身などは、気血及び経絡で繋がっている。

  気血は昇降出入の運動形式で全身に流れていて、人体の安定状態を維持します。

  なお、人体と自然界も統一協調し、人体が四時(季節)・昼夜・地理などの変化に順応するべきです。

                      五臓の機能系統協調図
f0138875_12592563.jpg


                    五臓と自然の協調図
f0138875_12594714.jpg


(訳:李)
[PR]
by jbucm | 2011-12-08 13:03 | 中医学 | Comments(0)

補腎壮陽のスープーその⑧

こんにちは、今回は補腎壮陽のスープーその⑧を紹介します。

⑧牛蒡*(=保のしたに火)排骨(牛蒡と豚スペアリブ肉のスープ)

功効:降血圧、健脾胃、補腎壮陽
材料:牛蒡150g スペアリブ500g 葱15g 生姜10g
調味料:塩 胡椒 味の素 料理酒 各適量
作り方:
①スペアリブは3~5cm位の長さで切り、湯通をして、水できれいに洗い流す
牛蒡の皮も使うので、タワシか不要な歯ブラシで綺麗に洗い、1cm位厚さで斜めに切って、10~15位水に浸けておく、葱は長めに・約5~7cm切る、生姜はスライスする。
②上記材料を鍋に入れ、適量水(ヒタヒタになる位)を加え、武火(強火)で沸騰させ後、文火(弱火)1時間煮る
③上記の調味料で味を調える

牛蒡(根)の薬膳作用を紹介します。
性味帰経:苦、寒。帰肺経
効能:袪風熱、消腫毒
主治:風毒面腫(風毒による顔の腫れ)、頭暈、咽喉熱腫、歯痛、咳嗽、消渇、痈疽瘡疥(化膿性皮膚病)

附:
①肉類の臭みを取る方法―湯通する際、少々料理酒、葱段(葱は長めに・約5~7cm切る)を加えます。
②牛蒡はゴンボウとも呼ばれます、大根、昆布、蒟蒻、牛蒡、蓮根とコン(根)の付くものは、人の根気を養い、我々の副食物として欠かせない物となっていて賞味されています。豊富な食物繊維が含まれており、便通を良くし、血糖値をさげる作用があります、動脈硬化予防などに用いられます。日本には約1000年前に中国から渡来しましたが、栽培されているものは全て日本で改良されたものであります。果実は牛蒡子(牛房・悪実・大力子)と言い、中薬として使われています。日本で栽培されていても、薬用として種子を収穫することは殆どなく、中国東北、江蘇省、浙江省などから輸入され、使用されます。
[PR]
by jbucm | 2011-12-05 09:30 | 中医薬膳専科 | Comments(0)

中医薬と人体免疫④


   中医薬と人体免疫④
                            北京中医薬大学教授 高 春媛


             第二節  中医薬と人体の免疫

一、中医が免疫に対しての認識

1、陽気が人体免疫に於ける重要な意義

① 陽気の予防機能
中医では、古くから、人と自然が互いに交わっていることが認識しています(天人合一)。この規律に順応すれば、健康であり、長寿になります。

人の陽気は、体を保護、外邪を防御し、疾病に対する抵抗力を増強する機能があります。

『内経・生気通天論』に下記のように述べています。
「蒼天(自然界の陰陽)の気が清浄で異常な変化がなければ、人の精神活動は正常に保たれる。自然の気に順応すれば、陽気が固密(堅固)し、たとえ邪気があっても、身体に損傷がない。」

「人体の陽気は、天空中の太陽のように、その居場所を失したら、寿命が縮まり、生命力がなくなる。故に、天体の運行は太陽の光明に依拠する。同じように、人体は陽気の上昇と外越の性能によって、衛外御邪の機能が備える。」

「陽気は、神気を養うことで人に元気と爽快感を与える;人の筋脈を温養することで筋脈に弾力を付けて、筋脈が自由に屈伸できる。」

「陰は内蔵され、絶えずに栄養を提供する;陽は外で体を固密させる。」

『景岳全書』には、こうのべています。
「天の宝物は、唯こと一つの真っ赤な太陽である。人の宝物は、只この一息の眞陽である。全ての陽気不充は、生きる道が広くないと言える。」

「陽気が到るところは、断然病になる理由がない。」

② 陽気の管理と調摂機能
陽気は人体の汗液・血液・尿液・唾液などを管理調摂しています。
汗液:陽気が充足であれば、体表が温潤し、手足が温暖する。例え外感しても一度汗が出たら治る。寒にも熱にも耐えられる。陽気虚の場合は、寒にも熱にも耐えられない。手足が冷える。常に表虚自汗し、外感したら、汗がでても治らない。

血液:陽気が充足であれば、気血が調和し、顔色が紅潤である。経血が正常である。急性の出血があっても、止め易い。陽気虚の場合は、顔色が蒼白し、乏力、気血不足のため、月経が少ない、不妊になり易い。一方、出血の症が多い、例えば、崩漏・便血・尿血・歯血・鼻血・肌血(皮膚に出血)など。慢性的で治りにくい。

尿液:陽気が充足であれば、正常に排尿する。陽気虚の場合は、夜尿が多い、尿の出が悪い、気虚の場合は尿が少なく浮腫みが現れる。

唾液:陽気が充足であれば、食欲があって、正常な味を感じる。陽気虚の場合は、食欲がなく、口の中に味がしない。唾液が多い。舌が胖で水滑。口が渇くが飲みたがらない。

③ 陽気の応急機能
陽気充足であれば、頭脳がはっきりするので、聴覚も視覚も聡明である。同時に、肢体も丈夫である。故に、人体が緊急事態に遭ったら、反応が敏捷で、迅速な行動するので、素早く正しく対応できる。

④ 陽気の生化推動機能
生化機能:津液・血液・筋肉・骨髄・毛髪などを作りだす。
推動機能:津液(汗液・血液・唾液・関節液・組織液等)が体内での運行を推動する。この機能が弱まると瘀血や痰飲などが発生する。


(訳:李)
[PR]
by jbucm | 2011-12-01 10:26 | 中医学 | Comments(0)