国立北京中医薬大学日本校が運営するブログです

by jbucm

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GW連休のお知らせ

北京中医薬大学日本校ゴールデンウィーク休業は下記の通りです。

 4月30日(月)〜5月4日(金)は連休とさせていただきます。

 5月5日(土)からは、通常通りの業務及び講義を始めさせて頂きます。ブログは5月7日(月)から再開いたします。

 いつも北京中医薬大学日本校のブログ記事を読んで頂き、ありがとうございます。

 皆様、楽しい連休でありますように。
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by jbucm | 2012-04-29 16:08 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)
素問・陰陽応象大論篇 第五⑦

【原文】気味辛甘発散為陽、酸苦涌泄為陰①。陰勝則陽病、陽勝則陰病②。陽勝則熱、陰勝則寒③。重寒則熱、重熱則寒④。寒傷形、熱傷気⑤。気傷痛、形傷腫⑥。故先痛而後腫者、気傷形也⑦。先腫而後痛者、形傷気也⑧。

【注釈】①気味辛甘発散為陽、酸苦涌泄為陰:涌とは嘔吐で、泄とは、泄瀉である。張志聡は次のよう注釈した:「気は陽、味は陰というように分けるが、味の中にも陰陽がある。辛は発散で、甘は中央の味で前後左右を灌漑することができる。故に辛甘発散で陽に分ける。苦は泄下と炎上(夏に属す)、酸は収斂と生発(春に属す)できる。故に酸苦涌泄で陰に分ける。」

②陰勝則陽病、陽勝則陰病:ここは、もともとの意味は、酸苦涌泄の陰のものを使い過ぎることを「陰勝」と言い、我々の身体の陽分がその「陰」に匹敵できず、「陽病」になる。同じように、辛甘発散の陽のものを使い過ぎることを「陽勝」と言い、我々の身体の陰分がその「陽」に匹敵できず、「陰病」になる。現在は、「陰の邪気が偏盛すると、陽気虧損の証を見る;陽の邪気が偏盛すると、陰精耗傷の証を見る。」と認識し、人体陰陽寒熱盛衰の病理原理となっている。

③陽勝則熱、陰勝則寒:病理性の陽亢は発熱になり、病理性の陰の偏盛では寒の病証が発生する。

④重寒則熱、重熱則寒:「重」は二つの意味がある。一つは「二重、重複」で、もう一つは「極める」である。この言葉について幾つ解説がある。張介賓はこう言った:「これは、上分の寒極生熱、熱極生寒(3月22日のブログを参照)の意味である」。陰陽の偏盛は一定な条件の下で転化できる(陰陽転化理論)のである。『類経・陰陽類・一』には、「陽盛則隔陰、陰盛則隔陽。故に真寒仮熱、真熱仮寒の別がある」と説明している。後世はまた、格陰格陽証の仮熱仮寒の象はこれと本質の差があると認識しているが、私は、『類経』の解説の通りで理解している。

⑤寒傷形、熱傷気:『素問経注節解・巻二』の注釈を次のように理解している:所謂寒傷形とは、寒が肌膚湊理に入り、形(肌膚湊理)が損傷される。所謂熱傷気とは、中暑多汗、辛熱耗散なので気が消耗される。

⑥気傷痛、形傷腫:李中梓の注釈は、「気は宣通(流れる)のものだから、気が損傷されると、不通となる、故に痛む。形は機体(肢体など)だから、形が損傷されると、そのまま溜まって、腫れる。」ここの「腫」とは、肌などの浮腫を指す。

⑦故先痛而後腫者、気傷形也:先に痛みを感じ、後で腫れるものは、気→形を損傷するものである。

⑧先腫而後痛者、形傷気也:先に腫れがあって、後で痛みを感じるものは、形→気を損傷するものである。

【説明】本節は、気味が強すぎで人体が陰陽偏盛になり、それにより寒熱腫痛を引き起こすことを説明した。

「寒傷形、熱傷気。気傷痛、形傷腫」について、絶対的な規律ではない。『挙痛論』と『痺論』に、「寒が痛になる」との説明があった。『至真要大論』には「腫痛皆火熱に属す」との説明があった。また、本論(『陰陽応象大論』)の下文にも「喜怒が傷気、寒暑が傷形」との説があったから、病理変化が場合によって違うこともあり得る。


(李)
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by jbucm | 2012-04-26 10:22 | 中医学 | Comments(0)

古代詩十首

こんにちは、周です。今回は中国でよく知られている古代詩・十首を紹介します。

李白:静夜思
床前明月光、疑是地上霜
挙頭望明月、低頭思故郷


孟郊:游子吟
慈母手中線、游子身上衣
臨行密密縫、意恐遅遅帰
誰言寸草心、報得三春暉


白居易:賦得古原草送別
離離原上草、一歳一枯栄
野火焼不尽、春風吹又生
遠芳侵古道、晴翠接荒城
又送王孫去、萋萋満別情

曹植:七歩詩
煮豆燃豆萁、豆在釜中泣
本是同根生、相煎何太急?

王之渙:登鸛雀楼
白日依山尽、黄河入海流
欲窮千里目、更上一層楼

王維:九月九日憶山東兄弟
獨在異郷為異客、毎逢佳節倍思親
遥知兄弟登高処、遍挿茱萸少一人

≪詩経≫の第一首、≪関雎≫
関関雎鳩、在河之洲
窈窕淑女、君子好逑
参差荇菜、左右流之
窈窕淑女、寤寐求之
求之不得、寤寐思服
悠哉悠哉、輾転反側
参差荇菜、左右采之
窈窕淑女、琴瑟友之
参差荇菜、左右毛之
窈窕淑女、鐘鼓楽之

李清照:夏日絶句
生当作人潔、死亦為鬼雄
至今思項羽、不肯過江東

王勃:送杜少府之任蜀州
城闕輔三秦、風煙望五津
与君離別意、同是宦游人
海内存知己、天涯若比隣
無為在岐路、児女共沾巾

李紳:憫農
鋤禾日当午、汗滴禾下土
誰知盤中餐、粒粒皆辛苦

注:赤字の詩句は、民間でよく吟じる詩句です。
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by jbucm | 2012-04-23 14:01 | 中国の話 | Comments(4)
素問・陰陽応象大論篇 第五⑥

【原文】陰味出下竅、陽気出上竅①。味厚者為陰、薄為陰之陽;気厚者為陽、薄為陽之陰②。味厚則泄、薄則通;気薄則発泄、厚則発熱③。壯火之気衰、少火之気壯④。壯火食気、気食少火;壯火散気、少火生気⑤。

【注釈】①陰味出下竅、陽気出上竅:気は陽、味は陰である。陽主昇、陰主降である。王氷の注釈では「味は質がある、故に下流し便になり、下竅からでる;気は形がない、故に上に行き、呼吸の門からでる」となっている。

②味厚者為陰、薄為陰之陽;気厚者為陽、薄為陽之陰:張介賓は次のよう注釈している:「この言葉は、気味の陰陽の話で、陰陽の中にまた陰陽があると説明した」。つまり、味は陰に属すが、味の濃いほうは陰が強く、薄いほうは、陰の中の陽にとらえる;気(性)は陽に属すが、性が強いほうは陽も強く、弱いほうは、陽の中の陰になる。

③味厚則泄、薄則通;気薄則発泄、厚則発熱:馬蒔は次のよう注釈している:「味の濃いほうは純陰(陰が強い)であり、故にこれを使うと泄瀉になる。その物は下に使う、例えば大黄は陰中之陰であり、主泄瀉……味の薄い者は陰中之陽であり、故に流通に用い、泄瀉するほどのことはない。例えば木通、沢瀉は陰中之陽であり、主流通……気の薄い者は陽中之陰であり、故に発汗し、上に使う。例えば麻黄は気の薄い者であり、陽の昇の性質を持ち、発汗の効能がある……気(性)の強いほうは純陽(陽が強い)であり、故にこれを使うと発汗だけではなく、発熱となる。例えば附子は大熱のものである。」

④壯火之気衰、少火之気壯:薬食の気味に純陽のものを壯火、温和のものを少火と言う。ここの「気」は正気のことである。ここの「之」は、…させるという意味である。馬蒔は次のよう注釈している:「気味が強すぎの者は壯火である。壯火の品を使うと、我々の気が適切に受けられなく、反って衰える。例えば烏頭や附子の類に、我々の気がそれに勝てない、故に発熱する。気味が温和の者は少火である。少火の品を使うと、我々の気がだんだん旺盛になり、血もしだいに盛んである。例えば人参や当帰の類は我々の気血を旺盛させるものである。」

⑤壯火食気、気食少火;壯火散気、少火生気:ここは④を更に説明したものである。前の「食」は、消耗の意味で、後の「食」は吸収の意味である。壯火は我々の気を消耗し、無くす。少火は我々の気を旺盛させる。

【説明】この節は、陰陽の分け方(陰も陽もさらに限りなく分けられること)及びその昇降の特性で、薬食の気味厚薄の性能、及び偏り過ぎると陰陽偏盛や偏衰の危害について解明した。

なお、薬食はそれぞれ異なる気味があるから、その作用も異なる。薬食の気味の厚薄は、温熱寒涼や酸苦甘辛咸淡などが含まれる。この節は、陰陽の理論で薬食の気味の作用について一般的な解釈を述べただけだが、後世に薬物学の研究や、分類などに基礎を定めた。


(李)
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by jbucm | 2012-04-19 10:17 | 中医学 | Comments(2)

最古のカルテ

こんにちは、周です。今回はカルテについての話です。

カルテは中国語で病歴(病历 bingli)と言います。カルテは患者の詳しい資料を記載していて、医療機関で重要なものです。今回は、中国医学史上では、最初にカルテを書いた時期と人を紹介します。

漢文帝時期(BC215~150年)の淳于意は山東省臨菑の人で、若い時、齊国の太倉長(食糧倉庫を管理する官職)に任じられた為、「太倉公」・「倉公」と称されました。彼は裕福な家庭で生まれではなく、多くの親類が病気を患って亡くなりました。その現状を見て、幼い頃から医学を志し、貧乏な病人達を救う為に、医学を自習し、若くて公孫光(当時の名医)に師事しました。師の家伝をことごとく修得した後は、前漢の名医となりました。淳于意は、疾病を診療する際、それぞれの患者の氏名・職業・住所・疾患名・症状・脈象・弁証・治療状況、特に病歴や治療経過を記録に留めることに、意を用いました。

司馬遷の著わした≪史記≫にも、「扁鵲倉公列伝」として、その伝記が掲載されています。
当時、この医療記録は「診籍」と呼ばれ、「扁鵲倉公列伝」には、淳于意が作成した「診籍」25例(15例は治癒に至った症例で、10例は病死した症例である)が記されています。「診籍」に記録されている疾患の種類は、外科・婦人科・小児科・内科・口腔科などの各科にわたり、その精密な記録によって、淳于意の診療する実態を如実に読み取ることができます。

この「診籍」は、当時の信頼性が高い医療記録であるだけではなく、中国に現存する最古(最初)の、整備された「カルテ」と言え、世界医学史上も、稀に見る貴重な歴史資料でもあります。
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by jbucm | 2012-04-16 09:30 | 中医学 | Comments(0)
素問・陰陽応象大論篇 第五⑤

【原文】水為陰、火為陽①。陽為気、陰為味②。味帰形、形帰気③。気帰精、精帰化④。精食気、形食味、化生精、気生形⑤。味傷形、気傷精⑥、精化為気、気傷於味⑦。

【注釈】①水為陰、火為陽:水は潤下で寒性である、故に陰である。火は炎上で熱性である、故に陽である。張介賓はこう注釈した、「水火は、陰陽の徴候であり、陰陽は水火の性情である。」

②陽為気、陰為味:張介賓の注釈では、「気は無形で上昇する、故に陽である。味は有質で下降する、故に陰である。ここは、薬(物)と食(物)の気味のことを指す。」となっている。

③味帰形、形帰気:「帰」とは帰す、又は滋養と生成の意味である。ここの「味」は一切の薬食物を指し、「形」は蔵府・精血など有形の物(形体)を指し、「気」は人体の真気(元気)を指す。「味帰形」は、薬食物の味は人の形体を滋養する。「形帰気」は、形体は真元の気に充養されるという意味である。

④気帰精、精帰化:ここの「気」は薬食物の気(四気、四性)を指し、「精」は精微、陰精を指し、「化」は気化の意味である。「気帰精」は、薬食の気は精微に化し、人体の陰精を成生する。「精帰化」は、人体の陰精は気化作用に依頼するという意味である。

⑤精食気、形食味、化生精、気生形:「精食気、形食味」は上文の「気帰精」と「味帰形」の補充説明で、同じ意味である。「化生精、気生形」は上文の「精帰化」と「形帰気」の補充説明で、同じ意味である。

⑥味傷形、気傷精:「味帰形、形食味と気帰精、精食気」の太過で自傷の説明である。薬食物の味は人の形体を滋養するが、取り過ぎの場合は、形体を損傷する。同じく、薬食の気は精微に化し人体の陰精を成生するが、取り過ぎの場合は、人体の陰精を損傷する。

例えば、『素問・生気通天論』には、「陰は、もとは五味から所生であるが、陰の五宮は五味に所傷である。」と「肝経の在味は酸だが、酸は傷筋する。」故に、味傷形と言う。なお、気帰精と精食気とは、ものの気性(温熱寒涼)が精を養うという意味である。しかし、この気性を取り過ぎの場合は、この精を損傷する。

⑦精化為気、気傷於味:ここの「気」は人体の真気(元気)を指す。張介賓は次のよう注釈した:「精化為気とは、元気は精から生まれるということである。しかし、上文では、気帰精と言った、それは気が精を生ずるという意味なのである。二者が相反しているように見えるが、上文の「気」とは、薬食の気性のことである。これは、精気互根のことを述べたのであり、最初にあった、天地雨雲の話と同じ意味である……気傷於味とは、上文では、味帰形(又は、味傷形)と言った、この意味は、形が損傷なら元気も損傷される。例えば、酸味が取り過ぎると、肝気がつきないが、脾気が絶つ(肝気乗脾)。これは、味傷気の一例である。

【説明】『素問・陰陽応象大論』は、陰陽の互根、転化運動の説で、薬食の気味が人体への作用のメカニズムを論述した。先ず、気と味を陰陽の属性を分けた(気は陽で、味は陰である)。陽性の作用方向は上と外へ、陰性の作用方向は下と内へ動く。さらに、気味の厚薄で陰陽を分けると、また陽中の陽、陽中の陰、陰中の陽、陰中の陽などがある(次回の原分を参照)。なお、その向上向外の作用の中に、発熱や発散の違いがあり、向下向内の作用の中に泄と通の違いなどがある。

また、味で陰陽を分ける場合は、辛甘発散の者は陽で、酸苦通泄の者は陰であると述べた。

薬食作用は人体に利もあれば、害もある。例えば、薬性温和の物は補益精気・協調陰陽ができるが、竣烈の物はまた人体の精気を損傷する。適宜に薬を使うと、身体へ増益と陰陽の協調ができるが、気味の使い過ぎでは、反って陰陽を損傷し、新たな陰陽失調になる。だから、薬物の気味論は中薬学の理論基礎の一つである。

この節で、薬食の性(気)味と人体五臓の陰陽との損益関係を理解されていれば、嬉しいです。


(李)
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by jbucm | 2012-04-12 10:00 | 中医学 | Comments(0)

入学式

東京都内の桜が満開している、先週土曜日4月7日に北京中医薬大学日本校も新入生を迎えました。
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中医中薬専攻科(23名)を始め医学気功整体専科(12名)、中医薬膳専科(56名、専科聴講生6名を含む)各科も多くの新入生を迎えます。当校への御入学を頂き、誠にありがとうございます。
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全力で応援致しますので、頑張りましょう。これから3年間又は1年間、宜しくお願いしたします。


(教務担当:李・周)
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by jbucm | 2012-04-09 10:17 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)
素問・陰陽応象大論篇 第五④

【原文】故清陽為天、濁陰為地。地気上為雲、天気下為雨;雨出地気、雲出天気①。故清陽出上竅、濁陰出下竅②;清陽発腠理、濁陰走五藏③;清陽実四肢、濁陰帰六府④。

【注釈】①雨出地気、雲出天気:陰陽はそれぞれの位置にあって、陰陽の気は上下に交わり、雨や雲、そして万物に化生する。清陽は天、濁陰は地である。地は下にあるが、地の気が上昇すれば、雲になる;天は上にあるが、天の気が下降すると、雨にある。

雲があってから雨がある。この雨は天から降りるが、元々は地気が生じる雲からなるものなので、故に「雨出地気」と言う。

一方、雨が降るから、その後上昇する雲がある。この雲は地から昇るが、元々は天気が生じる雨からなるもので、故に「雲出天気」と言う。これは、陰陽が交わる「道」である。自然界雲と雨の形成の現象は、陰陽互根の意義があるだけではなく、陰陽転化の過程も示してある。

②清陽出上竅、濁陰出下竅:上竅とは、耳・目・口・鼻など頭面部の七竅である;下竅とは、前後の二陰である。馬蒔の注釈は「凡そ人体の物は、清陽に属す者があって(上竅からでる)、例えば涕・唾・気・液など……濁陰に属す者があって(下竅からでる)、例えば汚穢溺など。」

③清陽発腠理、濁陰走五藏:ここの清陽は衛気のことを指し、濁陰は精血津液のことを指す。張志聡はこう言った、「腠者、三焦通会元真之処。理者、皮膚蔵府之文理。この言葉は、清陽の気は腠理に通会し、濁陰の精血は五臓に走る。五臓は蔵精の者からである。」

④清陽実四肢、濁陰帰六府:ここの清陽は飲食物から化生した精気であり、その糟粕は濁陰である。張志聡はこう言った、「四肢は諸陽の本で、六腑は伝化物が蔵しない。この言葉は、飲食物から化生した清陽は四肢を充実し、混濁物は六腑へ戻る。」

【訳文】大自然の清陽の気は上昇して天となり、濁陰の気は下降して地となる。地気は蒸発し上昇すれば雲となり、天気は凝集し下降すると雨になる。しかし、雨は地気の上昇した雲から変化したものであり、雲は天気の下降した雨が蒸発してできたものである。人体の変化もこのようなものであって、清陽の気は上竅から出るが、濁陰の気は下竅から出る。清陽の気は湊理から体外へ蒸発するが、濁陰の気は体内の五臓へ向かって注ぐ。清陽は四肢を充実し、濁陰は六腑へ帰る。

(李)
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by jbucm | 2012-04-05 10:02 | 中医学 | Comments(0)

卒業式

学校の隣にあるお寺の杏子の花は満開している頃、24年度春の卒業式が行われました。その様子をお届け致します。
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卒業された受講生は、合計69名です。
平成21年4月生の中医中薬専攻科(19名)
平成23年4月生の医学気功整体専科(8名),中医薬膳専科(42名)の皆様です。

まず、植松理事長からお祝い言葉を頂き、卒業証書を渡されました。中医中薬専攻科の韓先生・金先生、中医薬膳専科の担任の先生方(梁先生、桜林先生、久野先生、鳳先生)、医学気功専科の宋先生から、暖かい励ましの言葉を贈られました。
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その後、近くの中華料理レストランで行われた記念パーティーでは、卒業生たちが今後も中医学を勉強し続けたいと熱く語りあう様子が印象的でした。

中医学は奥が深いです、学校で勉強されたのは、あくまでも入門篇(勉強の方法)なので、卒業後も引き続き色んな形式で中医学を学ぶ必要あるのは間違いありません。

卒業生の皆様、三年間、又は一年間、本当にお疲れ様でした。日本に中医学を普及する事は、北京中医薬大学日本校の使命です。卒業後も私達にお手伝いの出来る事がございましたら、ご連絡を下さい。これからも、是非、一緒に頑張りましょう。

(教務担当:李・周)
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by jbucm | 2012-04-02 10:05 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)